ipo分析

富山第一銀行(7184)の銘柄分析 預金の運用先を調べてみました

同日IPOが今月は多く

3/15 3社
3/18 6社

あります。
なので、IPO前に調べれるもので
人気がでなさそうなものを調べてみました。

ということで
マイナス金利という
最悪な時期に地銀の上場です。

富山第一銀行
20160308_175829

富山に住んでいないとわからないのですが上場している富山銀行より規模が大きいです。

20160308_175813
70行ありましてまさしく富山を支えている銀行ですね。

20160308_074759

ところで預金は1兆0851億円ありますが

そのお金はどう運用しているのでしょうか。

まず8000億円は企業に貸出を行っています。満遍なく様々な業種に貸出を行っていまして、製造業や地方公共団体への貸出が特に多いですね。

20160308_075119

残りですが

国債1000億円
地方債160億
社債550億
株式802億
になってます。
20160308_182321

思った以上に企業に貸出が多いですね。

銀行はマイナス金利で打撃を受けそうですが
◆新たな契約は貸出金利が低くなるので業績に影響するかもしれないけど今の貸出分は問題ないのではないか。
◆国債はマイナス金利であっても保有比率は低いのでそこまで影響はでないのか。

と思いました。

儲かる儲からない以前に
8000億円もさまざまな企業のお役にたっているというのは
本当に富山県を支えている地銀かと思います。
これからも頑張ってほしいですね!

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