新興・中小型株分析

みずほフィナンシャルグループ(8411)が前年同期比減収減益なのかを調べてみる。

大企業を書こうとすると
あまりの規模の大きさでわからなくなりますが
自分の勉強のためざっくり書いてみます(^_^;

マイナス金利により
銀行株はひどいありさまです。
みずほも配当も高く割安な感じもしますが投げ売られています。
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今後の利益が心配なのもあるかと思いますが
ぼくはマイナス金利があろうとなかろうと心配な事があります。

それは

9-12月期が前年同期比で減収減益だからです。
(これはみずほに限った事ではなくメガバンク全般にいえることです。)
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1-3Qでも減益です。
増益予定なのでこのままだと下方修正になってしまうかもしれません。

そこでざっくりとですが資料をみてみました。

これで見ますと全体的に収益が落ちているのがわかります。
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それを株式関係の損益で補填していてマイナスの幅を少なくしているかと思います。

株式残高のここ三年では一番残高がありません。(違っていればいいのですが、みずほさんはそろそろ天井と考えて株式投資を減らしているのかもしれません。)

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貸出は順調に伸びています。

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しかし金利が下がっています。

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その影響ってどれくらいなのだろうかとおもい計算してみます。貸出金利で計算してみますと

14下半期 50.7兆× 1.10%=5577億

15/3Q       51.2兆× 1.02%=5222億

ですと、このペースなら

355億円貸出部分で減収になってしまいます。これは12月までなので金利がさらに下がってるとより利益が減る可能性があります。あと、外貨貸出も同様の金利低下してますが
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貸出額がそれ以上に伸びていますのでそこまでの心配はないかと思います。
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となると怖い事と言えば円高かもしれません。

手数料の部分は順調ですね。
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ただ、投信の販売額は明確に減ってます。これは乗り換え募集をなるべくやめるよう金融庁が言った事も原因かもしれません。

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ネガティブなところも少し書いてしまいましたが、ポジティブなところもかなりある気がしました。あと、銀行はむかしに比べてはるかに健全になってまして、ほとんど不良債権はないのでリーマンショックみたいな金融危機はおきないと思います。

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ただ、いくら手数料で稼いでも、金利低下による利益減は思った以上に今後響いてくるのではないかと思うのでありました。あと、円高も心配。を。ただそこまで心配しなくてもいいのではとも思いましたが。うーん。

追伸 ほんとに難しい(T_T)しっかり分析できる人になりたいものです(T_T)

 

 
     

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