大型株分析

株のトレードのように生保をトレード (SBIホールディングス 8473)

自分にとって、株についていろいろな事を教えてくれた思い出株です。既に保有はしていないですが。。。(^_^;

お休みの時に見ていて気がついたのですが
SBIホールディングスは松井証券より
時価総額が低いです。
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しかし、ネット証券のシェアは圧倒的にSBI証券の方が上です。

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過去にたくさん増資をしているので
また増資があるのかもと思い評価が低くなっているところもあると思います。

そこで今回
自分の過去を振り返る&けりをつけるために
改めて資料をみて書いてみることにしました。

業績はどの業種も好調です。

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細かい所も見てみますと

IPOも堅調に行われていますが、最近は日本より韓国証券取引所への上場業務が増えています。
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掛け捨て保険も堅調です。ただこの図はなぜライフネット生命のみとの比較なのが謎なのですが。。。
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今回5年ほど前この会社の株主でいろいろ見ていて気になることがありまして
それは子会社を簡単に売買しているのではないかと思うのです。
(これは会社としていい悪いということではありません。)

 

去年はSBIモーゲージとSBIライフリビングを売却しています。
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SBIモーゲージは売却されARUHIになりまして

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SBIライフリビングはアドバンテッジ パートナーズに売却されました。

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どちらとも今まで「これからも伸びいていく!」と熱く語っていて実際に業績も問題ない会社です。
それを高値だから売却できるというのは企業を育てるというより投資家としての眼が必要な案件のように思います。

ふと思い出して調べてみたのですが
8年前、「生保事業の免許がとれそうだ!これからは生保!」みたいな事を北尾社長は話していたのですが
Wikiによると2008年に営業開始になってからわずか2年後にアクサに売却しています。

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あれ?資料を見ていたら保険が。。。。と書いてあった気がしたのですが

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これは新しく買収した生保でした。
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つまり

2008年 生保開始
2010年 生保売却
2015年 別の生保買収

をしているわけです。

企業にとっても問題し契約者にとっては契約が変わらなければいいと思うのですが
それでも「SBI」という看板で加入した方にとっては、いつのまにか「SBIの道から」はずれる事になります。
それってどうなのかと思うものの、この決断できる眼があるからこそSBIが成長しているのかもしれませんね。

北尾社長にとっては 凡人が「株を買う」→「株を売る」とおなじ感覚で
「子会社」を売買しているのかもしれませんね。
常人ではできないと改めて感じるのでありました^^;

おまけ
トップページをみたら金融がメインとは思えない健康食品の宣伝でかなりびっくりしました。
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