新興・中小型株分析

エリアリンク(8914)とハローストレージ(貸倉庫)の今後について考える。

貸倉庫と不動産再生事業のエリアリンクの決算です。

Number 001 2018.04.27 決算発表 1Q

売上は順調に伸びてますが利益は伸び悩んでいるようにもみえます。

理由をセグメント別にみてみますと

貸倉庫→利益プラス
不動産流動化→利益マイナス

となってまして不動産流動化が足を引っ張ってますね。とはいえ説明を読んでみますと昨年が一過性の利益ということですので、会社の計画通りなのかもしれません。

エリアリンクのメイン事業は貸倉庫のハローストレージになりますが、


月次をみたら新店の伸びに対して稼働率が少しついてきてないように思います。少しだけ悪化していますね。新店が正直あまりよくないようにみえます。(貸倉庫業の利益が売上の割に伸びていないのはここが原因なのかもしれませんね。)

ただ貸倉庫は一度入ればしばらくは収入が安定しますので6月になれば40%をしっかり超え例年通りになるのかもしれません。

今後都会は一人住まいがより多くなる。→部屋は狭いがものは増える→貸倉庫が増える。

と考えると今後も需要がありそうですが、今の不動産価格で商売するのは新店の場所を探すのも大変そうです。

これからの展開も楽しみですね!

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