新興・中小型株分析

イーレックス(9517)の新電力の伸びしろとバイオマス発電所を短信・資料・有価証券報告書で調べてみました

電力小売りのイーレックスの決算です。

Number 001 2018.2.1 決算発表 3Q

売上がしっかり伸びているわりには利益が伸びていない3Q決算になっているような気がします。

説明には売上原価の高騰が書かれていますね。

目標は大きく落ちなければ達成しそうですね。

ところでイーレックスというのは電力業界でどれくらいのポジションなのでしょうか。
https://pps-net.org/ppscompany?ppskey=pps195
1位〜20位

21位〜41位

みてみますと31位ですね。

東京電力の0.4%ほどのシェアです。
そう思うと東京電力の大きさが目立つと同時に価格競争で勝てるのでしたらイーレックスの伸びしろはまだまだありそうです。

短信を読むと

1年で

高圧 10000件→10800件

低圧    36000件→87000件 になっていますし、

新電力のシェアが(小さな企業がたくさんあつまって)10%超えしましたので今後の伸びも気になるところです。(でもなぜ新電力は安く売れるのだろうか。大きな電力が本気出したら簡単に潰れるのではないか。と0.1%ほど思ったり^^;でも利益減らすことはしなさそうなのでそんなことはしないですね。多分。。。)

 

ところでこの短信にはH31年度後半に新しい発電所ができると書いています。
豊前市に建設予定で

74950kWの予定です。

現在のイーレックスのバイオマスは

https://www.erex.co.jp/feature/biomass/

 

現在の2倍の発電量になりそうです。

ということは原価低減になるような気もするのですがそれは発電所が営業してからわかるところです。

2年後の結果が今から楽しみですね!

 

2018年11月16日(金)追記

ただ

■原発が動いたりして電気が余ったらおしまい。

という大きな問題は残っているのですが。。

 

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