上場ゴールというのは
◆初値が過剰に上がった
◆大幅に当初の計画と違う
の2つのパターンが
あるとおもうのですが
第3のパターンとして
◆普通だが今後の悪材料を織り込みで割安になった。
というのもあるかなぁ。と思います。
確かに一回修正を出してますが
とある分野は想定より売れていて
とある分野は想定より売れていない
という安全な悪材料ともいいずらい内容です。
会社に特殊するべき技術がないかといわれたら
デクセリアルズは元ソニーケミカルで
技術がほとんどの会社です。
今使ってるスマホやパソコンの中に入っている
世界シェア60パーセントというのは業界を牛耳っているといっても過言ではありません。
それだけではあるのかわからないし
部品として悪くなるのもわかりずらい
しかし、ないと困るし壊れたら動かないというのは
すい臓の役割をしているのかもしれませんね。
では、なぜ下がってきているのでしょうか。
一度修正内容を見てみますと
2.修正の理由
当第2四半期連結累計期間につきましては、主に接合関連材料及び光学ソリューションカテゴリーの売上高
が想定を下回ったことにより、売上高が当初の見通しを下回りました。一方、営業利益については、為替の好
影響に加え、当社の主力製品である異方性導電膜(ACF)及び光学樹脂材料(SVR、ハイブリッド SVR など)カ
テゴリーの売上が想定を上回った結果、当初の見通しを上回りました。加えて、為替差益の計上などにより経
常利益、当期純利益がそれぞれ当初の見通しを上回りました。
なお、通期業績予想につきましては、現時点での変更はありません。
と書いてます。
つまり
◆スマホやパソコンに使っているフィルム
◆スマホやパソコンに使っているテープ
が想定外と言ってます。
スマホやパソコンや主に中国で生産していますので
今後も中国経済でスマホやパソコンは
うまくいかないのでは?
という疑問があるので下がっているのかも知れませんね。
中国経済は良くも悪くも世界経済をひっぱりますので心配です。
ということは
デクセリアルズが他よりも早く反転するときは
底をうつときなのかもしれません。
ただ、すい臓として何かを語るときなのかもしれません。
ないものをつくるという志をもって活躍している企業の評価が悪いのはわからないではないけど
でも、本当にオンリーワン企業だと思うので
頑張ってほしいなぁ。と思うのでありました。