Eコマース化の流れは止まりません。
家にいてショッピングができて
たくさん商品から選べて
お値段も高くなく
持ち運びもなくいいことずくしです。
もちろん商品がダメなものでしたらNGですが
そうでなければ便利ですのでこれからもこの流れは続きそうです。
実際Amazon、Monotaro、シュッピンなど
売上も株価も堅調なところがとても多いです。
MonotaRO
シュッピン
ということでネット販売している企業を書いて見ます。
サンワカンパニーはキッチンなどの製品をネットで販売しています。
売上はキッチンや洗面台がメインとなっています。
どこ写真を見てもおしゃれですね。
(実際は変わらないのですが)一つ上のステージに上がりそうです。
■椅子
キッチンも素敵です。
これもまた素敵です。
地味な違いのわからない男の僕は値段の違いがなんなのかよくわかっていません。^^;
洗面台も全然おしゃれなものばかりです。
サンワカンパニーは中抜きが少ないのでお手頃価格でこれらの商品を発売しているとのことです。
さて。サンワカンパニーの売上や株価をみていると
AmazonとかMonotaroに比べると正直いう物足りない気もします。
なぜそのようになっているかといいますと
売上は伸びでも利益が増えていないのが一番の原因かと思います。
ポジショニングをみてみましたらサンワカンパニーの弱点がわかるような気がします。
一番大きなL社というのはLIXILのことで
次に大きなT社はTOTOの事かと思います。
そこで思うのですがキッチンや洗面台はゼネコンや工務店が買うものを使うことが多いです。
それらの工務店はどこのメーカーを使うのだろうか。と考えたら
歴史もあるLIXILとかだと思うのです。
あと、サンワカンパニーは営業マンを廃止していますが
LIXILなどは工務店を回る営業マンは必ずいると思います。
そうなるとこれまた工務店がサンワカンパニーを販売する。可能性は少ないと思います。
あとブランド力も大きな理由だと思います。あまり出ないとは思いますが
不具合が出た場合「なんで小さなメーカー使ったんだ。」と怒られることも考えられます。
そう考えたらLIXILはTOTOの牙城はネットだから便利とか
ネットだからお得。といった論理だけでは難しいのかなぁ。と思いました。
(もちろん)
あと、先ほどの図で中抜きが少なくてお得っぽく書いていますが
スケールメリットでそんないいものにはならないのではないかと思います。
と言いますのとLIXILの売り上げが100倍です。
つまりサンワカンパニーと比べて100倍キッチンを販売している可能性があります。
となると孫請けメーカーもかなり安く作っていると思うのですよ。
大量生産のメリットは必ずあるので。
そうなるとこの図の孫請け工場がかなり安かったら
価格に対しての優位性はそこまでないのではないかと思います。あくまで妄想ですが。。。
あと、資料を見ていたら昨年度円高であら利率が改善していることをメリットに書いていますが、これが今年度は円安になったらどうなるのだろうか。という心配もあります。
ネットはいろいろな結びつきを良い意味でも悪い意味でも破壊すると考えていますが
強くて破壊できないものもあるという事を感じるのでありました。
でも、サンワカンパニーでネット購入しても当然取り付け工事もオプションでついていますので
自分でつけてください。ということではありませんよ。
EC化の流れ乗って頑張って欲しいですね!