新興・中小型株分析

ヤマシンフィルタ(6240)とアメリカ。そして中国。

今年になりまして、トランプ大統領が就任することになります。

トランプ大統領になりますとアメリカで公共工事をたくさん行うと発言しています。

公共工事は景気を刺激することになりますが
その財源はどこだ!?とか、
今のアメリカってそんなに景気刺激する必要あるの?みたいな反対も民主党からでてくるのではないかとも思ったりします。

ただ、公共工事が増えるのでしたら
たくさんの重機がアメリカ全体を回ることになりまして
重機に必要なフィルタもたくさん使われることになりますね。

ヤマシンフィルタは
重機に使うフィルタを製作しています。 

フィルタはシリンダーを保護するために使用されています。フィルターは取替可能ですので建機が動けば動くほどフィルタは使われます。

様々な機械によって最適なフィルタを提案しています。

 

上期は原価低減の影響もあり増益になっています。

出張費等も削減していてその積み重ねが原価低減になるのですね。

世界で使われてながらも為替の影響があまりないのは業界によって違うんだなぁ。と勉強になります。

 

 

さて、下期は売上45億円で

上期は47億円ですので下期の方が少なくなる計算になるのですが

資料をみてみましたら下期から中国の三一重機の扱う重機のフィルターに本格参入と書いてあります。

中国ナンバーワンの重機メーカーはホームページも熱い感じですね。

中国は世界でトップレベルで油圧ショベルが使われています。これからうまく取りこめばかなり期待できそうです。

その上乗せ分が上方修正を期待さててくれますね。(^_^)/

ただ、株価は半年で三倍になっているので織り込まれてるかもしれませんし上乗せの規模がどれくらいかはわからないのでここの部分は賭けに近いのかもしれません。(^_^;)

話を初めに戻しますと、北米の油圧ショベルの新車需要はトランプ大統領の政策によって大きくかわるような気がします。

その結果がどうなるのかというのも2017年の注目点かもしれないですね。

     

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