新興・中小型株分析

2017/10/14  農業総合研究所(3541) 4Q

農業総研の決算です。

全体で考えたら売上は伸びていて、先行投資によって利益は横ばいになっています。

成長しているということで人件費が伸びていますね。

あと、正直3Qでは売上大丈夫かな?とちょっと思ったのですが4Qでしっかり伸ばしてくるのは素晴らしいと思います。

採用の伸びはこれから鈍化しそうなので投資フェーズが終わった時には利益もよりでるのかもしれませんね。

 

さて、今期は投資フェーズということで赤字の予想を出しましたが

10/12金曜日の株価は下がらずに終わりました。

もちろん株価はどうなるかというのは解らない事ですのでなんとも言えないのですが

農業総合研究所のファンダメンタルズでの保有者はどのレベルの成長を望んでいるのかちょっと気になったりします。

といいますのも「赤字だから悪い」という意味では全くなく「3年後の利益って株主が期待しているもの?」という意味をチヨット

3年後の決算では3.6億円ほどの営業利益を予定しています。

ということは成功したら純利益2.7億程度になるということになりますね。

 

となりますと10/13現在の時価総額は120億円ですので

達成したとして3年後の目標達成したと仮定した時の予想PERは

120/2.7=44.4となります。

もちろん5年、10年成長し続ければ問題ない。という考えもありますし

答えはないのですが「成長株」の「成長ってどこまでの事を株価は想定しているのだろうか。」と思うのでありました。

 

追伸 農業総研が予想以上に成長した時にはJAがいろいろするのではと思ったり。。。

でも、まだそういった話が表面にならないというのは、相手にならない規模ということになりますね。

ライバルがいたほうが切磋琢磨し合うことができるので上手く成長してほしいですね。

 
 

   

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