新興・中小型株分析

ソーシャルワイヤー(3929)の中期経営計画を調べてみました。

ソーシャルワイヤーについて調べてみました。

ソーシャルワイヤーは

ニュース配信サービスの@press中心のニュースワイヤー事業と
https://www.atpress.ne.jp/

レンタルオフィスのCROSSCOOP事業の二本柱があります。

どちらも「継続利用」に適したサービスでので、売上が安定して見込めるのが強みになりますね。

厳密に言いますと違いますが

(小型版)PR TIMES + TKP (レンタルオフィス版で小型版)=ソーシャルワイヤー の数式でイメージしやすいかもしれませんね。

 

さて、ソーシャルワイヤーは中期経営計画を発表しています。

もし達成されたら二年後は純利益6億円程度になるかと思いますので、今日5/31の時価総額45億円で計算するとPER14くらいになります。ソーシャルワイヤーの平均PERから考えたらあまり達成が信用されていないレベルです。

では詳しくそれぞれ調べてみました。

CROSSCOOP(オフィスレンタル)編

 

簡単に言えばミドルリスク・ミドルリターン→ハイリスク・ハイリターンに勝負にでたと言っていいと思います。

今からできるオフィスが

■面積3倍

■床単価1.4倍

と書いてありますので、売上よりも利益率が高いレンタルオフィスができることになりますね。

レンタルオフィスはこれからも伸びていきますので

需要はこれからも増えていきますので期待ができそうです。

現在の稼働率は問題ありませんので

新店オープンしても現在の稼働率が維持できるかになるのですが

■面積3倍でお客さん3倍集めるのは大変ではないのか?

■市場伸びてもライバル多くて勝てるのだろうか。WeWorkや日本リージャスの方がネームバリューあるし。。。

■2019年より2020年から利益がでる予定なので、株を買うのも結果がわかる月次が出てからでもいいのではないか。

といったところが気になります。

 

@press編

こちらは法人営業の様々な商品を組み合わせるのが中期経営計画の肝となっていますね。

■法人営業力 がしっかりすれば売上も大きく伸びるのでは!

とは思うのですが

■価格が上がるとPR TIMESにお客様取られてしまう心配はないのか。(実際に成長率はPR TIMESが上)

■インフルエンサーマーケティングと言えばむかしのトレンダーズ、今のアジャイルメディア等聞こえは良いが結果をだしている上場企業がないので心配。

といったところが気になるところです。

未来の話より前の話になりますが、現在の「受注枚数」が増えていませんので

ここが改善してからでないと上手くいくという判断がしずらいと思います。

 

いろいろ書きましたが「月次」が本当にしっかりしている投資家向けに親切な素晴らしい企業だと思っています。

是非とも中期経営計画を達成してほしいですね!期待しています!

 

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