高校の時に化学を勉強していると
この元素記号覚えてなにになるのだろうか?
なんてぼんやり考えた事があります。
今思えば、意味を考える事は必要ですが
まずは覚えなくてはいけない。ということを学生時代しっかり認識すべきだったと思います。
後悔先に立たずです。
そんな高校では習った以上の化合物が縁の下の力持ちになっている話です。
扶桑化学工業は
食品添加物に使うライフサイエンス事業と
電子材料に使う化学品の事業の二本柱になっています。
上期の決算は売上は減少しているものの、利益は大幅に上がっています。
見て見ますと、電子材料の「超高純度コロイダルシリカ」の需要が旺盛と書いています。
説明によりますと
シリコンウェハーのファイナルポリッシングスラリーの主原料としてトップシェアを確保。この技術はナノレベルの精度が要求されるCMP(化学的機械的平坦化)分野でメモリやCPUなどの中枢部品の多層化・高集積化に活かされています。
と書いてあります。
コロイダルシリカの詳しい説明です。
正直よくわからないのですが半導体に使うシリコンウエハーの研磨剤になっているのはわかります。
コロイダルシリカにも色々な種類があります。
顕微鏡で見ますと全然形が違うのですね。
今後どうなるかわかりませんが、信越化学工業等を見ていると半導体の需要旺盛の時代は続きそうです。
そうなると
半導体のニーズがこれからも増える。
↓
半導体を作るためにシリコンがより必要になる。
↓
シリコンの研磨剤としてコロイダルシリカの需要が高まりそうです。
しかし、書いていて思ったのですが
化学系の基礎知識がない自分が
化学系企業の文章を書いていても良く伝わっているか心配です。
正直言いますと、かなり下手な文章になっていると思います。すみません。
そう思うと色々な基礎知識をもっと身につけた大人になりたいなあ。とおじさんのぼくは思うのでありました。
2017/01/26記
追記 2017/02/02
書いてから一週間ですぐ上方修正がでました。
やはりコロイダルシリカの需要はまだまだ続きそうです。
半導体はこれからも必要不可欠なので需要があるとは
思うもののどこで供給過多になってしまうのだろうか。
その見極めというのは本当に難しい。
それと同時に本日は上方修正を素直に好感して上がっていますが、素直な銘柄と素直でない銘柄の違いってなんだろう。と答えのでない事をぼんやり考えるのでありました。