大型株分析

KDDI(9433)の配当状況とau解約率を短信・資料・有価証券報告書で分析しました

JTのPVが思った以上に良かったので高配当銘柄調べてみるというのはなんと単純な考えなのでしょう。筆者の考えの浅さがよくわかります。

ただ、ぼくは高配当銘柄に長期投資というのをやっていないので書きながら色々銘柄勉強です。

KDDIは言うまでもなくauブランドで有名で

通信や

携帯電話などが主要事業になっています。

スマホと言えば格安スマホに押されていてMVNO事業者はdocomoの回線を使うところが多いで最近どうなっているのかなと思ったのですが、そんなにユーザー数は変わっていないし、解約率も高くないのがわかります。

マイナス分はUQ MOBILE+mineoで十分カバーできてますし

解約率も1%以下です。

質疑応答でも自信をもって発言されていますね。

来年から楽天が携帯電話事業者に参入とのことですが、この解約率をかなり上げなければ黒字化は難しいのではと思います。やはり慣れた回線というのは使い続ける人が圧倒的に多いんですね。

ところでKDDIは今年で16年連続増配しています。

そんなにずっと増配できるものなのか、と思ったら一株益と配当の金額をみてみましたら安定して配当をだし増益分を配当にまわしているのがわかります。

すぐに増配が終わるのは思えないのですが、ただ最近はユーザー数より一人あたりの利用単価を上げての増収分もかなりありますのでこれからいつまで続くのか楽しみなところです。

最近KDDIの株価をみていると、楽天等の競争に負け将来的に増益増配がとまるのではないか。というのを織り込んでいるのかもしれません。もしくはアメリカ人が「3.4%の配当よりも3%のアメリカ債の方が安心。」と株→債券変えているのかも。。。

今後の展開が気になるところですね!

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