最近気がついた事がありましてそれは
「上場していない企業でも有価証券報告書を作ることは多数ある。」
ということです。
そこで特別編ということで新聞について調べてみました。
子供の頃は家で新聞を読む習慣があったのですが
最近はネットでニュースを見てしまい
新聞といったら近所のコメダ珈琲でのんびりする時です。
そこで有価証券報告書を製作している朝日新聞について調べて見ました。
(最初に言いますが政治色ゼロで書きますのでそういうの望んでいる方の期待には応えられないと思います。^^;)
朝日新聞社の有価証券報告書
朝日新聞社いうまでもなく大企業ですのでたくさんのグループ会社がありまして
■新聞事業
■賃貸事業
■その他の事業
の3つの事業を行なっています。
今期の中間決算では
では、事業別に見てみたいと思います。
新聞事業は4.5億円の赤字になっています。
やはり毎年4%ずつ減収は厳しいですね。
賃貸事業は27.5億円の黒字です。稼ぎ頭ですね。
その他の事業は2.7億円の黒字になっています。
合計しますと-4.5+27.5+2.7=25.8億です。
先ほどからこの利益は何をさすのだろうか。と考えていたのですが。営業利益ですね。
さて、前期中間と比べて経常利益はそんなに変わらないのですが純利益は40%ほど減少しています。
特別損失について見てみますと
早期割増退職金に30億円経常しています。
一人2000万円の退職金としても150名です。
連結では7533名ですので早期退職はごくわずかだと思います。
実際1人2000万上増しかなぁ。と書きましたが平均年収を見ていたらそんなに低い金額で済むのかなぁ。というのも思います。
新聞はこれだけの大人数の社員がいるのですから
色々調べることもできますので普通の週刊誌では調べられないことも「正しく調べる事」ができると思うのです。
言うまでもなく週刊文春と比べて物にならないほどの規模です。
その新聞にしかできないことを活かしていけば部数が増えなくても
情報の対価として色々な商売ができるのではないか。と思うのでありました。