ERPソフトというのは労務管理やプロジェクト管理など1つ1つ別のソフトがすれば何度も入力しなければいけないのをまとめていますので、時間短縮できますし、プロジェクトも見える化できますので導入する企業が増え業界全体の伸びています。
そこでERPソフト銘柄についてくらべてみました。
比較銘柄
オロ(3983)
ビーブレイクシステムズ(3986)
東洋ビジネスエンジニアリング(4828)
テクノスジャパン(3666)
ノムラシステムコーポレーション(3940)
SAP(米株)とかFIS、オラクルが世界シェアトップになります。
今回は時価総額が小さい銘柄でくらべてみました。
大型のミロク情報、オービックビジネスなどは又今度調べてみます。
ビーブレイク、オロは独立系
ノムラシステムはSAPの代理店。
テクノスジャパン、東洋ビジネスはSAP、オラクルの代理店ですね。
◆売上、経常は来期見通しより、BPS,PBRは今期実績より計算しています。株価(時価総額)はデータ入力時(2018/6/17)のものになります。また今期予想非開示の場合は、売上・配当→昨年度実績を代用、また営業・経常が片方が示されている場合どちらかを強引に代用します。(強引なルールですみません。勝手に増収とか増配できないです。。。)◆
1.売上推移、経常推移をくらべてみました。
オロの伸びが凄いものがあります。
利益になりますとビーブレイクが上になります。企業が上場まで至るのには勢いが必要なのかもしれません。
とはいえ、どの企業も5年で2倍ほどになっていますので業界全体が伸びている証拠ですね。
2.売上営業利益率をくらべてみました。
ノムラシステムの直近の良さがわかりますね。
3.時価総額と経常利益をくらべてみました
売上の伸びが悪いのはありますが利益の伸びで考えたら、東洋ビジネスはテクノスジャパンと比べて割安になってるようにもみえます。
4.PER、PBRをくらべてみました。
売上の伸びと比例しているようにもみえます。そう思えばテクノスジャパンはかなり人気なのではないか。とも思います。
5.ROA、ROE、自己資本比率をくらべてみました。
似たようなROEで、自己資本比率も安心な企業ばかりです。
6.配当利回り、配当性向をくらべてみました。
テクノスジャパンがかなり頑張って配当をだしているのがわかります。直近上場のオロ、ビーブレイクは配当より成長ですね。
まとめ
オロ(3983)・・・売上、利益とも伸びが素晴らしく人気もある企業ですね。
ビーブレイクシステムズ(3986)・・・今期計画ではオロより利益増加率高いのに評価が低いのはなぜか気になります。時価総額が小さいのが大手に負けるからなのか、逆にこれからも良い伸び率を維持する武器になるのか気になります。(とはいってもそこまで低くないPERではあるのですが。。。)
東洋ビジネスエンジニアリング(4828)・・・むかしからERPソフトを販売して安定成長しています。もう少し売上の伸びがあってもとは思いますが、利益の伸びを考えたら安く放置されているのかもしれません。
テクノスジャパン(3666)・・・配当効果もあり人気ありますね。この人気は将来の成長を先取りしているものなのか気になるところです。
ノムラシステムコーポレーション(3940)・・・売上よりも利益率の改善が素晴らしいです。ただ、そろそろオロ(一番)の水準に近づく可能性があり改善には限界があるのでは。とも思ったりしますが。
どの企業もこれからも頑張ってほしいですね