工場派遣大手アウトソーシングの決算が発表されました。
順調な決算です。
短信を読んでいますと派遣が届出制から許可性になったために小さな会社が淘汰された事も追い風になったように読み取れます。
来期も20%以上の伸びの予定です。
さて派遣企業の好調なのをみると「どこでそれだけの従業員を採用できるのだろう?」という疑問が湧いてきます。
アウトソーシングの従業員は78000人以上です。20%増えますとそこから10000人ほど採用しなければいけません。
新卒も前期1400名採用 今期2000名と採用するのも大変そうです。
アウトソーシングは採用方法の1つに「期間工.jp」https://kikankou.jp/ で採用を行っています。
見てみましたら、トヨタ・ホンダ・日産、スバルなどほとんどの大手自動車会社の求人があり、求人を探す人もまずここをみよう。となっているのかもしれません。
それとは別に決算短信を読んでみますと「KENスクールモデル」が強調されています。
そこでKENスクールのホームページをみてみました。
KENスクール
https://www.kenschool.jp/
(KENスクールはアウトソーシングの子会社が運営しています。)
WEB,プログラミングスクールで
就職に強いのを売りにしていますね。
ということで
KENスクールが技術養成→アウトソーシングが採用→正社員の採用コストが格安で済む。
ということですね。なるほど考えた戦略です。(就活目的にプログラミング覚える人は「派遣会社に就活したいという意味ではないのでは。。」とちょっと思ったりしますが。。。。^^;)
ということでこれからも好業績が期待できますが、あえていえば
■高齢者退職すればアウトソーシングの活躍の場は増えるとは思うもののどこかで限界がこないのだろうか?
■この調子で伸びても予定人数を採用できるのか?
といいう所は気になります。
今後も楽しみですね!