Twitterで少し書いていたらもう(深く?)書いてみました。
いきなりステーキが400店舗を突破しました。
前期は「直営店 80店舗 フランチャイズ 120店舗のオープン」の合計200店舗を目標に
していてほぼ達成できていると思います。
ということは2018年に100人以上のいきなりステーキのオーナーが増えたことになります。
それだけの人に「オーナーになりたい!」と思わせるビジネスモデルというのは
どれたけ儲かることができるのでしょうか。
資料を見ながら考えてみました。
https://www.pepper-fs.co.jp/_img/top/ikinari.pdf
説明によると
■高い売上
■立地が重要
というどの外食でも通ずるようなビジネスモデルが書いてあります。
実際の説明には詳しく説明があると思いますが「いきなり高い売上」と書かれても何で?と言いたくなるところですが
納得させてくるのはいきなりステーキのブランドなのかもしれません。
□初期投資
駅ビルテナントでは5200万円必要書いてありますが、敷金・保証金を考えたら6000万円ほど必要になります。
賃料が108万円・30坪で計画されていまして
だいたい田園調布徒歩一分レベルの物件になりますね。
case 1 会社の予想通り 月1800万 (1日60万円 1人2500円で240人来店予定)
資料には
月180万円利益がでると書いてあります。
年2160万円です。
これですと3年ほどで資金を回収できることになりそうです。
で、ここから売上変動で書きますが
人件費・経費・賃料・販促費は固定費で売上で変動しませんのでcase1と同じで書いてみます。
case 2 会社より10%良い場合 月1980万 (1人2500円で264人来店予定)
月255万円利益 (年3060万円)です。
2年近くで投資資金回収できますね。
case 3 会社より10%悪い場合 月1620万 (1人2500円で216人来店予定)
月104万円利益 (年1248万円)です。
5年たってやっと投資資金回収です。
case 4 会社より20%悪い場合 月1440万 (1人2500円で192人来店予定)
月28.8万円利益 (年345万円)です。
17年たっても投資資金回収できません。
株で20%downは厳しいですが、再起はいくらでもできます。
が、いきなりステーキのフランチャイズで予想より売上20%ダウンですと再起不能に近いです。
フランチャイズ独立でもお金持ちか商才に本当に優れている人でなければ難しいのかもしれません。
ただ6000万円必要だと限られた人しかできませんが
さて、アントレを見てみましたら
https://entrenet.jp/dplan/0002461/
店舗引き継ぎオーナー募集がありました。
これですと
300万円で開業できますがよくよくよてみますとロイヤリティが2倍になっています。自己資金が少なくてFC独立は厳しいですね。
それと
■前オーナーはなぜ手放そうと思ったのだろうか?
という謎がうまれてきます。。。。
稼ぐのは本当に大変ですね。
追伸 株の話全然書いていなくてすみませんでした。