新興・中小型株分析

アスコット(3264)は平安グループにとって良いお買いものだったのか?

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大企業がバックについている。

というだけで箔がつくことがありませんか?
実際取引とかも活発になるイメージがつきますし、プラスにでることもたくさんあります。

しかし、大企業だけで企業のファンダメンタルズも財務状況も魔法のように変わることはありません。打ち出の小槌は実際にはありません。

アスコットの大株主が澤田ホールディングスから中国の平安グループに変わって

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株価が大暴騰しています。

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平安グループは
売上11兆円の大企業です。20160510_081659
保険、銀行など金融全般を行っています。
平安グループとしては日本への土台を作るためにはいいお買い物だったかもしれません。

1株188円で売っていますので
今となっては澤田ホールディングスは大損しているように見えますね。

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しかし、澤田ホールディングスは
ぼくみたいな素人ではありません。
間違えなく金融のプロです。

もちろん平安グループによって
ものすごく業績が上がる可能性はあると思いますが、そこまで一気に上がるのかなぁ。
とも思ったりします。

といいますのも、アスコットは自己資本比率が低く借金が多いです。不動産業なので仕方のない部分もありますが少し悪い部類にはいると思います。

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現金も5.6億円しか保有していないので

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今のままではマンションが売れたお金で
マンションを作って売るという
普通のビジネスモデルで考えた方がいい気がします。

いやまて。

平安グループがなんとかしてくれる。
と考えもあると思いますし
実際その可能性は否定できないと思います。

その場合は無料で平安グループが資金を提供する。と考えるより増資によって爆発的に株券が増えると考えた方が自然だと思います。

でも、今の爆発的な株価の増え方をみたら大企業がバックについたというのは大きなメリットと思われる方が多いのかなぁ。と思うのでありました。

追伸 投資として考えたら、平安グループは今全株式を手放したとしても投資大成功となりますね。その観点からみたら平安グループはいいお買い物をしたのは間違いありませんね。(^_^)

 

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