スマイルゼミを書いた時に
ルールが変わる時というのはチャンスも淘汰もある事というのを書きましたが
商品のルールが変わる時というのは
今までの生産設備が要らなくなって
新しい生産設備が必要になることを意味いているのだと思います。
実際はわからないのですが
多分SONYのプレステ3から
プレステ4
に変更する時には生産工場はプレステ3で使ったものをそのまま使うというのは
ほとんどないような気がします。
プレステ4のために新たな生産設備を導入して最先端の機材で製造していると考えた方が良いかと思います。
ブイ・テクノロジーが好決算で
ストップ高になりました。
ブイ・テクノロジーは液晶ディスプレイの生産装置のメーカーで
さまざまなディスプレイ会社に機械を導入しています。
業績もさることながら受注残が凄まじく
2Qの時点で312億の受注残が
半年後(5/10)4Qでは426億と過去最高になりました。
一概にそうなるとは限らないものの
受注残が一年前の3倍あって売上予想が14.9%というのは控えめなよそうと可能性もありますね。
国別で見てみましたら中国企業からの受注が突出して増えてきています。
やはりスマホが今後液晶→有機ELに変わるために工場の設備装置を一新する必要があるのかもしれませんね。
失敗作になっていないか検査したり
製造用の装置を販売しています。
ところでブイテクの売りとしてファブレス企業というのが書いてありました。
確かに製造するものがあるときに大量に雇用したり工場作ったりして
特需が終わった時はその反動が凄まじい物になりますので
ファブレスという考え方はとても理にかなっていると思いました。
実際売上金額に対しまして従業員は少ない感じがします。
ということは、残念な事に製造工場が日本にあることは殆ど無いわけですので
ヒット商品ができたら工場が潤って景気が良くなり賃金も上がるというのは
今、意地悪しているから上がらないのではなくて
そういった収益構造に世界中がなっているのではとも思うのでありました。