ipo分析

外食産業は厳しい世界。(G-FACTORY 3474)

脱サラして自分のcafeを持ちたい!
イタリアンのお店を持ちたい!と思うのは
素晴らしい話だと思うのですが
実際お店を続けられるのは別の話です。

データによりますと

2/3は3年以内に閉店しまして10年以上続けられるのはたった1/10未満です。

この1/10の中には

■初めから知名度があるチェーン店
■有名店で数十年修行した職人が開業

というのもありますので、本当に素人が1からお店を行うことに対して本当にむずかしいことだと思います。

思うに職人の腕もさることながら物件の選ぶ技術も必要なのかと思います。
家賃が安くても人が全く通らないところは難易度たかいですし
人がたくさん通っても家賃が高いのでありましたらこれまた運営のハードルはかなり高くなります。

G-FACTORYは外食産業の経営をサポートする事業と
うな丼の宇奈ととを経営しています。

それにしても安いうな丼ですね。

食べてみたいのですが名古屋にはないみたいなので残念です。^^;

経営サポート事業は優良な物件を閉店したところから買いそれをサブリース契約でお店と契約しているので
閉店しない限り毎月収入が入ってくるというはかなりの強みかと思います。

ただ、ストックビジネスと言いましてもお店が閉店したらお金が入ってこないわけで
そうなると先ほどの閉店率のグラフがどうしても気になります。

閉店が多かったらストックが減ってしまう心配があります。
(もちろん潰れないような勢いのあるお店が顧客なのですぐにどうのこうのということではないですよ。)

あと景気がいいときに閉店する所の土地というのは
そんなにもともと良くない可能性だったり
土地の価格が高い可能性もあります。

その中で本当にいい土地を探し続ける能力があるのかというのが
G-FACTORYの真価が問われるところかもしれませんね。

ところでG-FACTORYは上場して二ヶ月半で
五分割を発表しています。

株価があがって分割ならわかるのですが
株価が初値より下がっていて分割ということは株価対策なのではないかとおもいます。

個人的には
『ポケットをたたいたらビスケットは割れるけど面積は同じなのだから価値は同じなのではないか?』と思うのですが

効果がばっちりあり今週株は上がっています。

■40万高いけど8万円なら株式投資できそう!

という層がいるのかもしれません。(考えすぎ!?)

 

外食産業の市場規模はどうしても景気に左右されるところが大きいです。

そう考えたら今のところ問題ないのと思います。
これからが楽しみですね!

 

追伸

G-FACTORYはここ数年あまり社員は4年々で6人しか増えていませんが

社員の平均勤務年数はとても短いような気がします。

勤務するのも大変ですね。。。(><)

-ipo分析