成長株分析

スタジオアタオ(3550)と上方修正とバックの売り方について短信・資料・有価証券報告書で分析しました

ブランドバックや財布を販売するスタジオアタオが上方修正を発表しました。

内容を見てみますと

販売好調と書いてあります。

今回の上方修正により

4Qは

売上 909百万円
経常  4百万円

目標達成です。

3Qは
売上 894百万円
経常 129百万円

なのですが。

今回の上方修正はかなり控えめなのではないかとも思います。

なぜなら有価証券報告書によりますと

毎年売上が

1Q>>>>4Q>3Q>2Q

です。

1Qは3月~5月になりますので気分一新でバックや財布を購入される方多いということですね。

厳しめにいえば4Qは上方修正があったとしても幅は想定内になります。

今後スタジオアタオの決算でびっくりする事があるなら半年後の1Qになるかと思います。

 

スタジオアタオの販売の半分以上はインターネット通販です。

店舗販売も回遊型が多いです。

今まではバックは『店舗でじっくり選んで買うもの』だと思ったのですが

■ネットでお客様に良いイメージを膨らませて購入へ導く。

■回遊型なので「今買わないと次はしらばくない」と思わせて購入へ導く。

とバックというより『ものの売り方』として面白い考え方だなと思うのでありました。

 

もちろんその事が「固定費の削減」が一番の効果になると思いますが、店舗が少ないとブランドの認知度が高くならずに売上の天井が低いところで来ないのだろうか。という心配もあります。

今後も気になりますね!

 

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