日本にいると能力関係なく高い賃金をもらっている?
ぼくは普通の会社に勤務していて
ありがたい事に特殊能力を持っていないのに関わらず
なんとか雇用してもらってまして
わずかながらもお給料をもらいながら生きています。
ここで
◆英語がパーフェクトにできる とか
◆プログラミングをしっかりできる
みたいな能力があるのでしたら
もっともっと給料がいただける待遇になって
年収800万とか年収1000万とかになるのかなぁ。
とは夢みたいことを思うのですが
それは今の自分にはない話です。。。
(あっ、投資はこの話からは除きます。(..;))
ここで
◆英語がパーフェクトにできて
◆プログラミングをしっかりできながら
『あなたの年収100万円!』と言われたら
多分納得しないと思います。
絶対に就職しません。
しかし、納得しないのは
日本だからであって
世界には納得せざるを得ない国もたくさんある。
という話です。
AWSホールディングスとフィリピン
AWSホールディングスは
フィリピンのITエンジニアが仕事をする
グローバル事業と
メディカル事業
の二本柱でなりたってるのですが
直近の決算をみてみたら
グローバル事業がメインによりなりそうです。
最近上場したエボラフルアジアもこの業種で好調ですね。
フィリピンのエンジニアは
◆英語
◆日本語
◆プログラミング
すべてできます。
優秀としか言うことができません。
相当努力されたことかと思います。
フィリピンは成長著しい国なのは間違いないのですが
なぜフィリピンで事業してるかといえば
コスパがいいから。
の一言につきると思います。
フィリピンの従業員の給料を推測してみる
ところで、フィリピンの従業員はいくらお給料をもらっているのでしょうか。
下世話ですが計算してみました。
前期はグローバル事業の売上約15億です。
売上原価はざっくり
16億÷25億=64%です。(この計算はメディカル事業と同じにしたデータしかありませんでした(T_T))
しかし、当然ながら売上原価がすべてお給料ということはありません。実際はもっと少ないと思いますが仮に64%のうちの2/3くらいを人件費と推定しますと
15億×64%×2/3=6億3000万円が人件費に当てられることになります。
グローバル事業の従業員は592人
です。
そうなると1人あたりのお給料は
6億3000万円÷592人=107万円です。
約100万円になりますね。
もちろんこの計算には
◆日本で日本企業から仕事をもらってくる日本人従業員
もはいっていますので、その人のお給料が100万円とは思えませんのでフィリピン人がもらえるお給料というのはさらに低くなります。
ただ、100万円であってもフィリピンでいえばかなりの高級取りでフィリピンの平均年収45万円です。http://www.cebupia.com/1223/1586/
そう思うとしっかりもらってると言うことになりますが、フィリピンに行けば新品のiPhoneが1万円で売ってるわけないのです。フィリピン人からみたらiPhoneを買うというのは日本人にとって自動車を買うと同義語かもしれません。
そう考えたら、ぼくは『偶然日本に産まれた』というだけですごく贅沢な経験をしているのかなぁ。と改めて思うのでした。