20代のころはカラオケが大好きでよく歌っていたのですが、アラフォーの今は20代の時の元気もなく日常に追われる毎日でカラオケに行く頻度が激減しました。
もちろんシダックスにも何度と行ったので今日の大量閉店には寂しさを感じます。
有価証券報告書によれば去年はカラオケ事業の売上が17.4%も減ってますので何かしらの改革が必要だったのかもしれません。
シダックスが閉店になるというのは
シダックスの問題もあります。
シダックスはお城のような店舗でビル型のカラオケボックスに比べて内装がかかっているので、安さが売りのカラオケボックスに押されている面もあると思います。
ぼくはカラオケ自体の問題があるのではないかと思うのです。
DAMの今週のランキングをみてみますと
http://www.clubdam.com/app/dam/dam/ranking/
1位の浦島太郎さん3位秦基博さん4位の西野カナさんは去年の歌です。
2位の中島みゆきさんは1992年
5位の残酷の天使のテーゼは1995年リリースです。
エヴァンゲリオンはもう20年前なんですね。ぼくも年をとります。。。(*_*)
6位~9位も10年以上前の曲でどの曲もカラオケで歌ったことあります。
10位のワンオクは5年前の曲ですね。
ここで推測なのですが
今の若い人はあまりカラオケに行ってないのではないか?
と思うのです。
なぜなら
■ベスト10に今年の曲が一曲も入っていない。
■ベスト10に10代に人気のアーティストはワンオクくらいしかはいっていない。
と、先ほどのベスト10からわかります。
こんな事はむかしにはなかったことだと思います。今もベスト10にはいっている世界に一つだけの花もハナミズキも発売してすぐにカラオケでの人気曲になっています。
新しいお客さんが来ないというのは結構死活問題だと思います。なぜなら、年をとれば日常に追われてカラオケ卒業する人もたくさんでてくるはずです。そうなってくると入学する人が必要になります。
国民的ヒット曲がでていないという事もありますがフェスとか行けば何万人で大合唱するアンセムはあります。(ジャンルの細分化するため上位に行きにくいというのもあるかもしれませんが。)
少子高齢化の影響もあるかと思います。
ただ、むかしからのものがずっと最前線にいるジャンルに未来があるのか。とも思います。
それを言ったらアメリカの株式市場は20年前には規模が小さかったアップル、Googleが天下をとるけど、
日本の代表的企業はむかしと変わりません。
そう思うとこのシダックスのカラオケニュースは
日本の象徴なのかもしれないと
悲観的なことを思うのでありました。
追伸
ということは
フィリピンやベトナムでカラオケをオープンしたら
大繁盛するのだろうか?
というよりカラオケ文化はあるのかな?(^^;)