新興・中小型株分析

デクセリアルズ(4980)の決算と粒子整列型異方性導電膜(ACF)について調べてみました

光学材料、電子材料を製造、販売するデクセリアルズが決算を発表しました。

減収増益ですが、上期予定よりもかなり良くなっています。

理由を読んでみますとスマホ向けACFが伸び、と書いてあります。

1Qと比べて18%ほど伸びていますね。

さてACFってなんだろう。

と言いますと、異方性導電膜の事で導通と絶縁の特性を兼ね備えた光学材料です。 「導通」と「絶縁」を兼ね備えるって考えるだけで凄いですね。

スマホ市場は減少していますが、ACFは年々拡大しています。

なぜいいのかと言いますと、従来のものは小型化により接続不良の可能性が増えてしまっていて

 

粒子が整列されているとそのような不具合がないとのことです。

 

今期のACFも「数量」より「価格」で要因と見えますので

今後も期待できそうです。

ただ、

■ACFのライバル会社はどのような会社があるのか?

■デクセリアルズはACFだけではなく、たくさんの材料を扱っていて他は苦戦中が多いので復調はいつするのか?

 

というのは気になるところです。

今後の成長が楽しみですね!

 

 

 

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