成長株分析

アイ・アールジャパンホールディングス(6035)の業績修正を調べてみました

アイ・アールジャパンホールディングスが下方修正を発表しました。

アイ・アールジャパンはPA FA業務を主に行っており

PAは議決権確保がメイン

FAはM&Aは資本政策の検証などです。難易度が高そうな仕事になりますね。

下方修正の主な理由をみますと大型案件が30億円期ずれがおきたと書いて売ります。

でも冷静に考えると第三四半期の時点で既契約以外の大型プロジェクトが12億ほど書いてまして、かなり難しかったのかもしれません。

といいのも、案件を見ていると受注から3ヶ月以内で売上が成り立つとは考えにくい長期化が想定される業務に感じるからです。

特に、支配権争奪というのはユニゾHDを連想してしまうので売上になれば大きいのかな。とは思えてきます。

しかし、受注にならなければ絵餅です。

近年アクティビストによる株主提案は増えており、増えるとアイアールジャパンの活躍の場が増えるのは容易に想像できます。

これらの案件アイアールジャパンの力以外で決定することも大きそうです。

そう考えるとM&A仲介に近いイメージでいいのかな。とも感じました。(となると売上のでこぼこがどこで立つかわかりずらい。。。)

 

ただ、今年度は人件費を約15億から約18億ほどに2割以上増やしていますので、会社自体を大きくしていく姿勢は伝わります。

 

書いていて、評価が難しい企業に感じました。そういうのが容易に判断できる人になりたいものです。

これからの成長が楽しみですね。

 

 

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