半導体・液晶装置の真空装置を製造するマルマエの決算を調べてみました。
増収減益です。
半導体装置は増収なので増収なのですが
受注残高は大きく減っています。
約9億→約7億というのは結構な減少ですね。
理由を見てみましても
メインの半導体は想像以上の減少と書いてあります。
3DNANDはこれからたくさん使われると思っていたのでちょっとびっくりしました。
他の分野もいい言葉が書いてありません。
復活してほしいと心から思いますがこればかりは景気に左右されるところもありますので難しいところです。
さてマルマエの上顧客をみてみますと
日本発条(ニッパツ)・東京エレクトロンが並んでいます。
では2社の直近の決算を見てみますと
マルマエと比べたら悪くありません。というより東京エレクトロンは良いの一択です。
これは
■決算月が違うだけで半導体分野はやっぱり危ない。なので一ヶ月後に出るエレクトロンも危ない。
■マルマエの技術がいらない(他社に仕事を取られた)だけで先行して下落している株価ほど危なくない。
これはどちらなのだろうか。
と思うものの今後の東京エレクトロンの決算にちょっと悲観的になるのでありました。