飲食業向けに特化した人材紹介・求人のクックビズの決算です。
Number 001 2018.01.13 決算発表
gumi以降上場して下方修正というのは大幅に減少したとは思いますが
そうでなくても「上場してすぐ来期になって次の決算予想が大幅減益」というのはよほどな理由がなければ
許容されないと思っています。
なぜなら大半の場合は減益予想を織り込んで投資していませんので
そんなにすぐ解っているのであれば上場前に言わないと市場の信頼がなくなるからです。
では、クックビズはどうなのでしょうか。
今期は問題ない決算です。
しかし来期は減益予想になっています。
セグメント別に見てみますと求人広告部分が足を引っ張っていますね。
求人広告というのはネットでの求人ですね。
システム刷新とレコメンド強化などソフト面を充実させると書いています。
ここでぼくは利益よりも気になるところがありまして、それは
それは「システムを刷新して利益が減るのは100歩譲って分かるとしても、その効果がなぜ売上に現れないのだろうか。」ということです。
先程の図をみてみますと 来期は725-694=3100万円しか売上が伸びていません。
毎年2億ほどUPして今期はシステムも増強するのに突然3000万円という鈍化はなぜ起こるのだろうか。
外食の求人が減っていくのか?それともライバルに負けているのか。
この部分をしっかり説明してほしいのです。
人材を集めて引越しをしてということはまだまだ伸びると企業は思っていると思うのですが
その人材は「人材紹介」にほとんどいき、ほとんど「求人広告」は伸びないと考えているのか?
もしかしたら「人材紹介は将来性があり、求人広告は将来性がなく将来的に紹介にシフトする最中なのか。」うーん。。。。なんか妄想ばかり書いてしまいましたが、減益を説明するにはもう少し説明したほうがいいのでは。それに売上が伸びない理由を説明してほしかったと思うのでありました。