新興・中小型株分析

富士通コンポーネント(6719)とリレー


大企業ですと売上も大きい所が多く利益が大幅に伸びにくいのでは。といった先入観を持つと調べる気力を失い調べない。ということをよくやってしまいます。

しかし、経済活動を行っている以上どの企業にも大幅に利益が上昇する可能性があるものです。

富士通コンポーネントは文字通り
富士通の子会社で

株主の紹介も富士通の一般株主という独特な書き方をしています。

事業としましてはリレー、コネクタ、モジュールなどの電子機器を多数販売しています。

お客様としては富士通エレクトロニクスが大きいとはいえ20%などで富士通以外のお客様も多そうですね。

その富士通コンポーネントの業績がうなぎ登りで株価もうなぎ登りになっています。毎年4Qにかけて利益が上がるので1Qで良いとこれからも期待ができそうです。

先日1Qででた上方修正をみてみましたら

◆計画が上回る

としか書いていません。

これではよくわかりませんので短信をみてみましたら

◆リレー、タッチパネルが好調

と書いてあります。

リレーとは電気のon/offにはかかせない電子機器で

電気をつなぐからリレーということです。

またディスプレイはタッチパネル用がメインとなります。

受注残高も前年同期比で11925→16332と大幅に伸びています。

ただ、受注はそこまで大きく変わってはいませんのでこの受注残がずっと続くと手放しでは考えないほうがいいともいえます。

IoT社会と言う言葉は聞きますが、より深まっていくと当然の事ながら電子機器がいろいろと使われてビジネスチャンスが産まれる。ということになりますね。

IoTがさらに進化した時、富士通コンポーネントが他社との競争で勝つのであればさらに業績が伸びそうです。

そんな未来は今では想像つかないものになるのかもしれませんね。10年前は今みたいにスマホがみんな持ってないみたいなことが10年後おこるのかもしれません!?

 
 

   
 

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