新興・中小型株分析

2017/10/12  レノバ(9519) 1Q


太陽光発電やバイオマス発電のレノバの決算です。

売上・利益とも順調に見えますね。

純利益の進捗率が67%を超えてますのでかなりいいとは思いますが、

冬は発電が少なくなりますのでもしかしたら計画通りなのかもしれません。

とは言うものの、2QからUREが連結されるのですが

取り込まれるUREの売上は半年前の資料によりますと36億円の影響があると書いてあります。

そうなるとURE以外でレノバは

115億-36億-24.8億=54.2億円の売上が必要になります。

1Qあたり 54.2/3=18億 になりますので少し上振れてもおかしくないと思います。

 

さて今後の開発計画を見てみましたら

どうしても秋田県の風力発電が気になります。

売上は年間600億円とのことです。
今期予測は110億円ですので


9年後の売上はこの風力発電だけで現状の5倍になります。

しかし、
◆この壮大な計画がうまくできるかどうか?
◆4000億円という資金繰りはうまくいくのだろうか?

という疑問もでてきますが夢のある計画です。

 

このビジネスモデルは発電所を作るまでは大変かと思いますが

造ってしまえば買取価格が決定しているわけですから

数字が計算しやすい業界だとは思います。

今後が楽しみですね。

追伸 随分先の話なのですが再生可能エネルギーは20年買取保証なのですが

それから後は発電所はどうなるだろう・・・^^;

 

 
 

   

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