ゲーム株分析

アカツキ(3932)を企業分析し業績推移やドッカンバトルを分析しました


去年の9月をピークにして株価が約1/3になってしまったアカツキについて調べてみました。

基本データ


今期は予想非開示なので前期PERで書いています。

1.売上・経常の推移(年間)


ドッカンバトル効果が凄まじく伸びています。

2.売上・経常・売上高経常利益率の推移(四半期)

最近は横ばい傾向になっていますね。

利益率は去年の4-6がピークになっています。

3.売上原価率、売上高販管費率の推移

その原因として去年の7-9に売上原価率が悪化していますね。

 

4.有利子負債額・自己資本比率

最近投資を増やしているのか負債を増やしていますが気にする金額ではなさそうです。

5.配当推移

去年初配当で今年5倍予想されていますが今の利益水準なら問題なく配当が出せる水準ですね。

まとめ

書くまでは、「株価のピークは業績に悪い状況はそんなになく、最近になってドラゴンボールレジェンズが発売され悪化懸念がひどくなったのかなあ。」と思っていたのですが、実際業績が悪いところはほとんどないのですが、厳し目に言えば7-9(11月前半発表)の売上原価率悪化が株価の危険信号と言えたのかもしれません。ほんとにこれは結果論で、どんな状況であれ利益が上がれば株価は上がることは多々ありますので。。。

では、ドラゴンボールレジェンズの影響でドッカンバトルに影響が出るのか?というのは0ではないと思いますが、今までの課金するファンが一気に消えるとも思えないですし、どのくらいの影響なのかは今年後半の決算で吟味していきたいと思います。これからも注目ですね。

 

    

   

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