初めに書いておきますが
別に下がることを願っているわけではありません。
株というのは利益が増えたら株価も上がり
利益が減ったら株価も下がります
と、思ってました。
しかしその概念を打ち破る株で
赤字に転落しても下がらない株
というのがでてきました。
それがマクドナルドです。
2014年7月以降ずっと赤字です。
そんなのいかさま!おかしい!
というだけなら簡単ですが時価総額もしっかりある
マクドナルドをいかさまするのは難しいですし、
株で一番正しいのは今の株価だと思ってますので
なぜ下がらず維持しているのか考えてみました。
■買う人がいてホルダーも投げ売りをしないから。需給がいいから。
と、言ったら簡単ですがそれだとこれで終わるので2つ理由を考えてみました。
やはりマクドナルドといえば優待です。
半年に一回タダ券が送られてきます。
セットが500円くらいだとすると
一回3000円で年間6000円です。
それ以外に配当が今のところ30円でています。
ということは1株あたり約90円分もらえますので
90円/2866円=3.14%と
優待を現金と考えたら高配当株になります。
みずほや商社レベルですね!
但しつぶれなくて優待配当が続くという前提になりますが(^_^;
外食系どこでもそうですが
優待でばらまく金額っておおきいですね。
大株主の方もいますので
平均1.5冊一回にあげているとしますと
28万人×1.5冊(4500円)×年2回=25億円
となります。
25億円といえば前回黒字の2013年度の営業利益の20%くらいの金額です。
これをプロモーションといえばそうなのかもしれませんが。(^_^;
■カサノバ社長は高木守道前監督だから。
ぼくはこちらの説明の方が正しい気がしているのですが、カサノバ社長は2014年の3月から社長になっています。
で、カサノバ社長になってから赤字になってます。
これはカサノバ社長が能なし!
というのは簡単ですが
その前から売上は落ちてきていますので
推測ですが
原田前社長はこのまま行くと赤字になるのはわかっている。→黒字の時に勝ち逃げ&カサノバ社長にバトンタッチ→カサノバ社長になり赤字が表面化
ということも考えれるないでしょうか。
ドラゴンズに似ていると思います。
野手ベテランのみ&投手酷使でバトンタッチする
落合監督→高木監督 に似ています。
高木監督はカサノバ社長よりご年配だし
性格も違うではないかというのは置いておきます。
マクドナルドは間違えなく大企業に分類できます。
大企業は恐竜と同じでいきなりくるっと反転するのは
難しく、黒字でも赤字でも向いた方向をくるっと変えるには大回りが必要です。
なので、原田社長時には期待がもてないので2011-2014は上げが抑えられた&カサノバ社長は期待できるで下げが抑えられているのではないでしょうか。
なので、もう二年もたってもマイナスが続くではないかともいえますがやっと下げがゆっくりしてきましたし、出す赤字も縮小しています。
店舗も綺麗になってきていますし
お客様の声もいろいろ聞いています。(わざわざ資料でアピールしなくても(^_^;)
ただ、高木守道前監督から谷繁監督になっても中日はなかなかAクラスに上がることができないのと同じで、カサノバ社長で反転できる保証があるとはいえません。
上期決算説明資料を見て書いているのですが
この資料をいくら見ても1-3は書いているのですが、4.コストと資源効率の改善のページがありませんでした。実際の説明会ではなしているのかもしれませんが、普通は○○億円削減します。と資料の中で宣言するべき事項だと思います。
それがしていないのは案外苦戦しているこなぁ。とも思いました。
いずれにせよ。株価が高い時に立ち直ってほしいですね!
追伸 エグチは確かに今までより安くてボリュームありますね。(*^_^*)
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