情報は見方によって正反対に見えることは多々あると思っています。
このブログはなるべく銘柄に対していい所も悪いところも併記してかける所は書いていこうと思って書いているのですが
もし「極端な買い煽り」と「極端な売り煽り」を同じ時期に同じ銘柄で書けと言われたら(言われたくないですが)、書くことはできると思っています。
それほどまでに内容よりも物の見方によって恣意的に文章が書けるのでは思っています。
なのでネットで風評被害とかになってる時によく思うのですが
AがBに対して「最悪だ。」と言ったとして、一緒になって「Bは最悪」というのは簡単ですが
でもよくよく調べてみたら「BはA以上に悪いことをずっとやっている」という事実があった場合「Bは最悪」と一概には言えなくなります。
しかし、ネットは一方的な意見が形成されやすいので
「風評被害」とか「炎上」というのがおこるのだとおもいます。(もちろん一方的に悪いという事もありますよ^^;)
一回起きてしまったら信頼を回復するのが本当に大変です。
そういったリスクを事前に守る時代にあった企業であるエルテスが上場しました。
エルテスは
■ネットの炎上原因を抑えたり、炎上してしまった時のコンサルティングを行うSOCIAL RISK事業と
(検索結果も炎上しないように工夫しているのですね。)
■会社で不正を働く人を事前に調べる業務のINTERNAL RISK事業
の二つの事業を行っています。
強みとして主要株主が大手ばかりというのは大きいし。
多くの大企業が採用しています。
一社当たりのお仕事の単価を計算してみますと
昨年度の売上は9.6億円ですので
9.6億/600社ですと一社当たり160万円ほどになります。
1ヶ月10万円でリスクを減らせるのでしたら大企業にとってはかなりお得のような気がします。
それにしてもエルテスの売上の伸びは凄まじいものがありますね。
ただ、あえて弱点を書きますと、
エルテスはビックデータによって新たな何を作るような企業ではないと思います。
なぜならビックデータを活かしていますが、研究開発費は150万程度ととても少ないですし
有価証券報告書のビジネスモデルを見て見ますと
エルテスが行っているわけではなく外注先に仕事を依頼しています。
増資資金もソフトウェアよりも引越しの資金になっています。
そう考えたら、エルテスはビックデータ事業が凄いとホームページに書いてありますが
一番凄いのは「営業能力が凄い」のだと思います。
だからこそ他の営業能力が凄い会社があった場合にどうなるのか。というのはきになるところではありますね。
そう思うとビックデータでなくてもエルテスは営業で売れたのではないか。
と思うのでありました。^^;
追伸
どうでもいいのですが社長が経営陣の中でいちばん若いというのはやりにくくないか少しだけ気になります。^^;
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