君の名は。をノミネートしない流行語大賞を報道したり話題にするのは一切やめたほうがいいのではないか。
と思うくらい、君の名は。は2016年を代表する映画(言葉)でいいと思います。
一年前にこの展開を予想できる人がいるのなら
三葉の体に入れ替わった瀧くんくらいしかいないと思います。
(映画見ていないとわからないネタですみません。)
二ヶ月前見にいった時には「日本で大ヒットすごいなぁ。しかし、日本の映画は世界で見たらガラパゴス状態。。。」みたいなことを
考えていたのですが12月2日から中国で公開にになりまして
(日本のポスターと違う場面が使われていますね。)
特大ヒットになっています。
12/3 一日で370万人が鑑賞しています。
370万人といえば日本での二週間の観客動員数を一日で集めたことになります。
中国パワー恐るべしです。
評価も11万人がすでに投稿していて9.5点と納得の高評価です。(専門家も6.8点というのも納得です^^;)
さて、君の名は。はアクセスブライトという企業が配給権を獲得しているのですが
アクセスブライトに3年前に出資をしている日本アジア投資の株価が大幅に上がっていまして
金曜日はストップ高になっています。
の株価が大幅に上がっています。
さて、日本アジア投資はアクセスブライトに投資していますがいくら投資をしているのでしょうか。
それは厳密にはわからないのですが調べてみました。
まず、ホームページに掲載されている日本アジア投資の見てみまみした。
たくさんのファンドを運営していますね。
ただどのファンドにアクセスブライトが入っているのかよくわかりません。
有価証券報告書を見て見ましても「アクセスブライト」という文字は掲載されていませんでした。
なので、有価証券報告書の別のページから推測してみることにして見ます。
アクセスブライトのホームページを見て見ますと
・日本企業になると思いますので
日本企業と考えるならば1社当たり120億/161社=7400万円程度になります。
業種別で考えると
サービスになると思いますので(その他かもしれませんが)
12億/24社=一社当たり5000万円となっています。
となると、5000万から1億円ほど投資をしていてその中からリターンを期待できるということですね。
アクセスブライトの株のどのくらい持っているかわかりませんが
資本金6億円なのでわずか一部投資していると考えたほうが自然だと思います。
あと、アクセスブライトは配給権を持っていますが実際の配給はエンライトが行なっている可能性が高いと思います。
資本金六億円の会社に7000スクリーン公開できると考えるのは少し無理があると思います。
そう考えるとアクセスブライトの儲けはエンライトの取り分を引いたものと考えられます。
日本では大体配給は10%くらいですが
http://kouhyouka.com/?p=1580#i-2
もし中国も同じくらいの10%として
200億円突破で20億円。
そこからエンライトを取り分を引いたら思った以上にアクセスブライトに残らない可能性もありますし
(投資した一部がもらえる可能性がある)日本アジア投資の売上規模からいっても大きくない可能性がありますね。
書いていて思ったのですが中国は配給権獲得してからわずか二ヶ月で7000スクリーン抑えて公開しています。
これが日本だったら東宝でも一年前にスケジュールを大まかなしっかり抑えていてなかなかそんなことはできないように思います。
このスピードの速さが中国の強みなのではないかと書きながら思うのでありました。