よく会社三カ年計画みたいな中期経営計画というのを出しますが、あれはあまり意味がないのではないかと思うのです。
なぜなら、一年後の景気もどうなっているのかわからないのに、三年後のことなんてわかるはずもなく自社の努力ではどうすることもできないと思うのです。
MORESCOは中期経営計画の修正を行いました。
一年前にだした計画を変更というのは苦汁の決断かと思います。
MORESCOは特殊潤滑油のトップメーカーです。
さまざまなニッチな分野でもトップシェアを占めています。
それは自動車や
ハードディスクなど
鉄鋼など
さまざまな分野で使われます。
話は戻りますと、MORESCOの製品だけで販売するのはなかなか難しいはずなので、自動車やハードディスクなどの生産量に比例して使われてる。それに自動車向け高温用グリース基油はシェア100%ということは
MORESCOの業績=景気指数つまり
MORESCO景気指数というのを勝手に作れるのではないかと思いました。
そう思って四半期業績をみましたら
2014年度と2015年度を比べたら確かに法則があるかと思います。
純利益を比較してみました。
2014年度 2015年度
3月-5月 310→431 139%
6月-8月 341→277 81%
9月→11月 566→499 88%
うーん。夏から悪くなる点では当たってる気もします。(^_^;
では
12月→2月はどうでしょうか?
まだ決算は発表されてないのですが
今日、下方修正がでたので推測すると
純利益は343となります。
そうなりますと
12→2月 422→343 81%
になります。
やはりあまり良くなさそうです。
MORESCOは2月決算なので
3月決算の先行指標として使えるのかなぁ。
と書きながら思案するのでありました。
追伸 こう書いていたら、来期自動車の販売台数が減るかもしれないのにMORESCOの増収増益の中期経営計画はどっやって達成させるのだろうかと思うのでした。