MRTがオプティムと『ポケットドクター』サービス開始をしてから株価が上がっています。オプティムよりMRTの方がしっかり上がっているのは時価総額が低いからだと思われます(^_^;
スマホやタブレットがほぼ全員携帯しないと浸透しないサービスで、かかりつけのお医者さんにスマホで診療して診察してもらうものです。
将来的には24時間健康相談ができるサービスなども考えられていて
資料によると全体の1%の病院が参加しています。サービスの開始としてはかなり高めかと思います。MRTの力がなければできないですね。
将来的にはウェアラブル端末と連携しよりよい診察ができるようになるとのことです。
読んでいてとても素晴らしいサービスで、お医者さんに毎回通うのは大変な患者さんにとって画期的なサービスです。遠隔医療の拡大に貢献できる素晴らしいかと思います。
それを踏まえて4点気になるところがあるので書いてみます。
◆お医者さんは儲かりにくくない?
そんなのどーでもいいではないか?と思うかもしれませんがお医者さんもビジネスです。儲からないことを新たに導入というのはしないと思います。
お医者さんからみれば検査や注射、点滴でポイントも貰い高い診療報酬を得ているところもあります。(これは意味なくしているという意味ではまったくないです。)
そう思うと、お医者さんの利益として考えたら最低診療報酬だけの可能性もあるので導入にためらうこともあるかと思います。
◆誤診リスク高くない?
心臓の音を計ったり口の中をライトで照らして診察するかと思いますが画像だとどうしても患者さんの話で決めるところが多くでてきてしまいます。
そうなると誤診にならないか心配です。。
◆大手が後出し参入しない?
さまざまなソフトウェアサービスを提供しているオプティムは医療系のメーカーではないですし、MRTは東大とは繋がりありますが全体として大きいということではありません。そうなるともし成功しそうなら医療機器大手が参入してくるかと思います。その戦いに勝つのは大変かと思うのです。
◆MRTは儲けってどうやってわけるの?
ここは完全に投資の話です。
もしサービスが好調に推移して
100万件受け付けたとしましょう。
このサービスは
◆お医者さん
◆MRT
◆オプティム
で三お金が渡る事になると思います。
とは言え冷静に考えたらお医者さんがほとんどもらうと思うので(そうでないと無理して導入しないと思います。)
仮に
お医者さん 90%
MRT 5%
オプティム 5%
としましょう。
この割合はメルカリやminneを参考にしています。(参考にするのが違うかもしれませんが(^_^;)
スマホからの診療だと注射、点滴なとで点数を稼ぐことができません。保険適用で平均2000円ほどがいいとこです。
そうなりますと100万件で
100万×2000円×5%=1億円です。
今の売上もそんなに多くないMRTにとっては確かにインパクトはあるかもしれませんがまず100万件という前提条件がかなり高いと思いますので、ここまでいくにしても時間がかかるのではないでしょうか?そ
いろいろ書きましたがこういったサービスはしてみないとわからないところも多々あるはずなのでかなり期待しています!