むかし大学の電子回路の講義で教授が
『ハイテクはたくさんの人がいろいろ競ってライバルが多いけど、少しむかしのものは淘汰されてビジネスとしてしっかりしている。』と語ってた事を思いだしました。
という事でフリューはプリクラで上場です。完全にプリクラでたての頃はいろいろなメーカーが出していたのですが完全にトップをとりましたね!
自己最高の自分というのはあるのであれば
それはプリクラ機以外のどころでだしたくないのかなぁ。という野暮な事を考えましたが一番かわいく映ればOKという事ですね!
来年の新作プリクラ機では友達と眼を入れ替えることもできここまでくると映ってるのは誰なのか?とも思いますが女性の気持ちをしっかりキャッチでするからこその考えなのでしょう。
フリューは
◆プリクラ機事業
◆プリクラ機で撮影した写真をスマホで見れるようにする事業
前者はなんとなく想像できましたが後者はどんな事かと思いましたら
友達とプリクラを取る
↓
一回に7枚くらい撮影する
↓
1枚はスマホに飛ばせるが2枚以上飛ばすのには
月々300円の会員にならないといけない。
↓
会員になる。
というビジネスモデルです。
写真は同じものはできないので
その瞬間で2枚以上欲しければ入りますね。
一回入ったら300円だし退会忘れて
使わない方がずっと払う方もできます。
ぼくは資料をみて一番びっくりしたのは
その会員数なのですが
155万人です。それも増え方がゆっくりになっているものの全然減っていません。
155万人×12ヶ月×300円=65億です。
10万人増えたら4億円プラスになります。
設備費をみていたら5000万円もかかっていないのでまるまる儲けになります。
そう考えたらプリクラ機よりも利益率は間違いなくいいはずなのでここが伸びるのでありましたら売上以上に利益が増えるのでないかと思いました。
もちろん退会が増えれば話は別なのですがいきなり増えるとは思えないのでこのビジネスモデル考えた人はものすごく頭がよく会員は若い女性ばかりだと思うのでタイアップしたい企業もたくさんでてくると思うので(売るということではなくアンケート収集にも使えそう。)今後の展開を考えたらプリクラ機がおおこけしない限り安定した経営になるのかもと思いました。
そう考えていくと大学教授のハイテクでないところでビジネスになるというのはあながち外れていないのかなぁ。と考える機会になるのでした。
追伸 女性のかわいいを37歳男性のぼくはあまり理解していないのでフリューのことを全然わかっていないのかもしれませんね。