レーザーテックが決算を発表しました。
レーザーテックは半導体製造検査装置を製造販売しています。
TSMC,Sumsung,Intelなど世界的大手が顧客になっています。
3nm用の新製品を発表したのも時代にニーズに応えたと言えそうです。
今回どうしても気になるところとして、9ヶ月の売上は535億に対し受注が2584億と約5倍ほどの受注になっていることです。
貸借対照表を見ると仕掛品が487億から859億に増えていますので、今後の売上は期待できそうですが、受町を捌くのにはまだまだ足り無さそうです。
ここまで受注が増えたら製造が追いつくのかというのが気になるところですが、レーザーテックはファブレス会社です。
協力会社に組立・製造を依頼する予定です。
そうなると協力企業を増やせばOKとは思うものの
協力企業もレーザーテック以外の企業で忙しいというのも想像できますし
何よりいきなり仕事がここまで増えると調整も大変そうです。
でも、頼む側は納期はいつまでか指定して頼んでいるわけですので
「少し遅くてもOK」というくらい半導体製造装置は活況といえそうです。(もちろんいつまで続くのかは気になるところですか。)
書きながらレーザーテックの協力企業を探すして交渉するのは本当に大変だと思うのでありました。
これからの成長が楽しみですね。