(過去に途中書きのものをまとめました。こんなこと知ってるよ。と言われてしまいそうですm(_ _)m)
インバウンド銘柄の代表として半年前好調だったラオックスの株価が半分以下になってしまいました。
銀座という一等地にも出してますし
現在出店ラッシュです。
外国人にむけて両替施設とかもしっかりしています。
それなのになぜ株価が下がっているのでしょうか?資料をみていたら2つどうしても気になることがありました。
1.一店舗あたりの売上減少について
月次を見てみます。
これによると過去最大の売上を記録と書いてあります。ただ、この一年で15店舗も増えています。ほぼ二倍です。
では、一店舗あたりはどうなるのでしょう。
(大きな店舗、小さな店舗全部まとめますね。)
昨年の11月の売上を1000pointと仮定して
1000point÷17店舗=58.82point
で、今年は
1350point÷32店舗=42.18point
になります。
ということは
42.18÷58.82=0.717倍
となりますので約30%売上が落ちています。
30%は結構実感できてしまう数字かと思います
2.在庫が多すぎ!?
45億円→161億円です。
3.5倍です。店の数は三倍も増えていないので
過剰に商品があまっていることになります。
家電製品は新商品があまりでないと思うのでいいかと
思うのですがクーラーやテレビなど毎シーズン新商品がでるものは商品として残しておいても
価値が下がる一方です。
その処理はどうするのか気になります。
次回の短信でかいぜんされていればいいのですが。。。
最後に免税店というのは
ラオックスだけでなく家電なら免税対応に
親切な店もたくさんでてきています。
その中で生き残るのは結構大変なのではないかと思うところもありますし、中国の団体客をたくさんつれてこればなんとかなるのかもと思ったりもします。
ただ、カードに上限制限がかかったのでいままでみたいにいくかはわかりません。
http://www.sankei.com/smp/world/news/151001/wor1510010029-s.html
ただ、大量出店や商品の激増など
取るところはリスク考えなく全力でいくダイナミックさはまさしく中国という感じがしました。
今年も訪日客は増えるかと思いますが
その流れからビジネスの神様が微笑む企業がでてきそうですね!