価格が小型株ではないのですが
三年で
2330→291→1162
と1/9になってそこから 四倍以上になった指数のはなんでしょう。
と突然クイズから初めてみましたが
答えはバルチック指数です。
船舶の値段というのは物流大きく関わっているので、ここまで戻ってくると言うのは 世界の景気もそんなに悪くないのかもしれません。
鉄鉱石のチャートを見てみましても2016年で 五年の最安値→最高値に上昇しています。
DJUSST
為替チャートの変動幅と比べてこれらのチャートに左右する企業というのは本当に大変かと思います。
そのど真ん中の企業としてNSユナイテッド海運があります。
鉱石船や
原油タンカーなど
合計200隻ほど保有しています。
業績の半分ほどが新日鉄住金からによるもので
お客様の株も多々保有しています。
ではバルチック指数が上がったら どれだけ業績があがるのでしょうか?
先ほどのチャートをみてみますと2013年ごろが天井になってまして平均で考えたら2013年,2014年くらいが高値になるかとおもいます。そのときはだいたい1500くらい平均になるでしょうか。
で、その時の純利益をみてみたら今期予定の三倍くらいになってます。
なら今から株価三倍!といいたい所ですが最高値は日経の直近高値近辺の2015年になっています。だいたいいまから1.7倍くらいの位置ですね。
ただ、この楽観的な予想もこれからもバルチック指数が上がる前提ではなしてますのでもし反転したら意味をなさないです。
ドル円だけでも急激な利益に変動があるなかバルチック指数というボラティリティが激しい中ビジネスをする海運業というのは船のゆったりした感じとは真逆の激しいビジネスだなと感じるのでありました。