四季報をみると
『M&A業界は年収が高い』
というのを毎回感じます。
ぼくも少ない年収と比べて何年分なんだろうかとよく思います。
(勤務先さんごめんなさい。めちゃくちゃ少ない事はありません。普通です。)
M&Aキャピだとほぼ年収3000万ですよ。
これは契約が会社なので「数億円、数千万円の商品(仲介料)を販売」なので高額になるのだと思います。
そこでM&A仲介企業をくらべてみました。
比較銘柄
日本M&Aセンター(2127)
M&Aキャピタルパートナーズ(6080)
ストライク(6196)
GCAとかもM&Aですが、まず同業の三社をくらべます。
◆売上、経常は来期見通しより計算しています。時価総額はブログ記載時2018/06/05のものになります。◆
1.時価総額と経常利益をくらべてみました。
業界のポジションがよくわかります。
M&Aセンター>>>M&Aキャピ>>ストライクです。
2.PER、PRRをくらべてみました。
PERすべて60over
PBRもほぼ10overです。
どこも人気ですね。
ストライクがPER高いのは後述しますが
増収予定が高いからだと思います。
3.従業員数と売上をくらべてみました。
これまた綺麗に比例しています。
ということはM&Aは人海戦術業界なのかもしれません。
(しかし、人海戦術できる高度な人間がなかなかいないのかもしれません。)
4.増収率と経常増益率をくらべてみました。
ストライクのPERが若干高いのはここが理由だと思います。
しかし、どこも上方修正の常連ですので
予定通りなのかはわかりませんね。
5.ROEと経常/売上をくらべてみました。
ROEが会社の規模に比例した順位となってますね。
単純に
大きな企業たくさんの売りたい人、買いたい人が集まる。→成立しやすくなるのでROEが高くなるということなのしれません。
まとめ
規模以外はほぼ同じですね。
手数料とか違いはあると思いますが、違いがでにくい業界なのかもしれません。
M&Aセンター・・・3社の中では王様です。トップシェアだからこそこれから増収率が他と比べてどうなるのか気になるところです。
M&Aキャピ ・・・3社の中では次男坊です。(この例えどうなんだろ。)年収が一番高いということは優秀な人が集まっているのかもしれませんね。ストライク ・・・3社の中では規模も経営効率も少しだけ遅れているような。でもほぼ同じです。ただ規模が小さい分伸びしろは大きいはずです。
どの企業もこれからも頑張ってほしいですね