新興・中小型株分析

TOKYO BASE(3415)のテンバーガーはどこまでの成長を織り込んでいるのか。

株をして気づいたことがありまして

A:20店舗のお店が10店舗増えて30店舗になる。
B:1000店舗のお店が400店舗増えて1400店舗になる。

この場合達成の難易度はBの方が難しいと思うのですが
売上の伸び率はAの方が伸びている。

ということになります。

だったらAを探して投資したらいいのではないか。と思うのですが
探しても自分のイメージがつきにくい分野では投資しづらくなります。

ぼくは思ったのです。
「ぼくがファッションセンスがある人だったらTOKYO BASEにしっかりと気づいたのではないか。。。」
ということを。。。

http://www.tokyobase.co.jp

前回STUIDIOUS時代に書いたブログもおしゃれではない人が書いたのそのものです。

ということでTOKYO BASEが一年で10倍を達成しています。
テンバーガーですね。

https://kabutan.jp/stock/finance?code=3415&mode=k

TOKYO BASEは

STUDIOSと

UNITED TOKYOの二つのブランドが稼ぎ頭になっています。

今期も売上50%UP利益も80UPで最近上方修正をしています。

なぜかと考えた時ECサイトで売れているというのもありますが
一番は店舗数の増加だと思います。

2Qの決算資料を見て見ますと

前期   17+5+5=27店舗
今期予定 23+8+7=38店舗

これでしたら 38/27=40%の伸びです。
これに準じて売上・利益ともに伸びていくのですね。

 

さて、株価も10倍になりましたがここまで上がると一つの疑問が残ります。
もちろん株は上がった方がいいので下がってくれという意味合いではないのです

それは

「株価は来期の成長をどのくらい想定しているのだろうか。」ということです。

現状PER54ですが来期も今期同様の80%成長をしましたら

2月決算なので4月には現在の値が
54/1.8=PER30 になりますのでこの成長をするのであれば全然問題はありません。

ではそうなるのでしょうか。

先ほどの資料をもう一度見てみます。

これによると

今期予定店舗 23+8+7=38店舗
来期予定店舗 26+13+7=46店舗になります。
これでしたら 46/38=21%の伸びになります。
今期の40%とは大きく違います。

もちろんEC店舗の成長があると思いますのでもう少し伸びるとは思うのですが
それでも今期の成長を来期も続くような錯覚を起こしそうな株価の伸びなのではないかと思うのでありました。

とはいえ、いい服を日本製で届けようという志は素晴らしいとです
流行を間違えなければこれからもっと大きなブランドになると思います。
これからも楽しみにしています!!!!1

    
 

 

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