このブログの特徴としてどうしても旬な話題を取り上げることが多いし
更新頻度もありますので大概のブログが初日が一番見られてその後誰も見なくなるということに多々なるのですが
唯一例外として1月に書いた夢真ホールディングスの記事は常にアクセスがあります。
そこで最新の資料から別の角度で書いてみます。
その前におさらいとして書きますと
タイトルの「正社員のほぼ半分が一年でいなくなる!?」の意味は
この中期経営計画でいきますと
◆2015年度末2760人から2000人採用したら4760人
◆しかし実際は3500人なので辞める人は4760人-3500人=1260人
ということは 1260人/2760人=一年の離職率46%ということでほほど半分ということで書きました。
ただ、最新の会社資料で定着率が掲載されています。
◆定着率=集計時点在籍人数÷(一年前在籍人数+一年間入社人数)×10 が掲載されていて離職32%ほどと書いています。
なぜ式に違いがでるのか考えた所、ぼくの式だと「今期入ったけどすぐ辞めた人」を「去年から働いている」と加算されてしまい多く計算されてしまいますね。m(_ _)m
で、会社の中期経営計画で行きますと
3500/(2760+2000)=73%になりますので現状は会社の計画よりもたくさん辞めているのがわかります。
どちらにしろ2年は働く人が半分にも満たないのは間違えありません。では、なぜそうなるのかを考えた所「派遣」という働き方はどうしても使い捨ての側面があるのではないかと思うのでした。
会社の資料によりますと
1日平均10時間で
2年目からは時給2800円の売上がたちまして
9ヶ月のサマリーはこうなります。
つまり1人平均の売上を考えたら
2950円*9.73時間*5日*52週=746万2910円となります。
結構な報酬となりますね。
しかし、これは派遣業者への売上です。
労働者はここから当然ですが引かれます。
ということで採用ページを見てみました。
30万以上可能と書いています。
30万でしたら30万*12ヶ月=360万円です。
2週間で正社員になれて
・筆記試験ゼロ
・面接1回のみ
と書いています。
で、一年目の例として管理系25万円と書いています。
25万円なら25万円*12ヶ月=300万円です。
2年目からは少し増えると思うのですが有価証券報告書の平均給与は342万円で
この中には上司・役職も含まれますのでだいたいいい数字かなあ。と思います。
そう考えたら 742万円もらって300万円くらい渡すのですから派遣業界が儲かるのがよくわかりますね。
あと筆記ゼロということはまったく勉強できない人がCADとかわからずすぐ辞めるので高いのは仕方ないのかなぁ。と少し思いました。
あと、離職率の多い要因の一つとして「仕事をしていなくてお給料が本当に少ない社員」が多いのではないか。と思うのです。
最新の稼働率は90.7%です。9.3%は仕事をしていません。
3125人現状いますので
3125人*9.3%=290人が稼働していなくてのんびり過ごしている事になります。
のんびりは良いのですがその場合お給料はどうなるのでしょうか。
先ほどの給与をみてみたら職能給・職務手当・現場管理手当などがでなくなります。そうなりますと月12万ほどになるかと思います。
いつかは仕事はあると思うものの月10万が数ヶ月と続けば辞めたくなるのではないかと思いました。
◆派遣はピンハネ
◆稼働率が100%ではない
というのは、いい悪いは置いておいて、「夢真の問題」ではくて「派遣のしくみの問題」なのではないかと思います。
ぼくとしては別に「こんな社会がおかしい」とかは思うことを書きたくなくて
現実をいろいろ知っておきたい。と思うのです。
あと、書いていて気がついたのですが
◆夢真に派遣を依頼する建築会社が自前で年収400万円の正社員を雇ったほうが安いのではないか?
と思うのです。
でも、それをせずに派遣に頼むということは「建築需要がのピークが過ぎた時には不景気が来る。」というのを確信しているのかもしれませんね。(そうなった時には夢真の増収増益は終わると思いますね。今ではないと思いますがどうなることやら。。。)