不動産での投資銀行(自己資金)と不動産での投資運用を展開しているファーストブラザーズの2Qの決算が発表されました。
前期と比べまして増収増益になっています。
一番気になった所として「投資運用事業」が一旦終了したと書いてあります。
たしかに残高がゼロです。
投資運用事業の説明ですと
中小型物件より大きいものは高騰して過熱感が高い
と書いています。
結果がどうであれ勝ち逃げというなかなかできない選択になっていると思います。
ホームページで「中核」と書いてある事業を一旦おやすみというのは勇気のいる決断に違いありません。
もう一つの投資銀行事業の説明を読んでいますと中小型は価格形成いろいろな要因があってそこをチャンスとして取引している。と書いてあります。
年々、購入も売却も増えながらも利回りは安定しているが企業としてのノウハウなのかもしれませんね。
今期は自己勘定部門が伸びたために増収増益で保有残高を見る限り問題ないとは思うのですが
中小物件も高騰した場合ファーストブラザーズは売上ゼロになってしまうだろうか。というのは極端にしろ上手く逃げるのだろうか?
でも、逃げたら大幅な減収減益になるわけでその結果も気になります。
ファーストブラザーズが「高い」と思った大型物件はたくさんの企業が「高くても買いたい。」と思って価格が形成されるわけで
その結果が吉と出るか凶とでるか気になるのでした。^^