ipo分析

Photosynth(フォトシンス)のAkerun入退室管理システムを調べてみました

2021.11 IPO

Photosynthを調べてみました。

Akerun入退室管理

フォトシンスはAkerun入退室管理システムを提供しています。

クラウド型の鍵ですね。 簡単に発行ができたり、誰がどの時間に入退室できるのか管理できます。
またた今の鍵から簡単に設置できるのも強いと思います。

フォトシンスの決算と人件費

フォトシンスの決算をみますと売上は11.7億から15億へ伸びますが、赤字を計画しています。

ただ前受収益は2.1億から3.4億に半年で伸びていますので、会社の想定以上に伸びているように感じます。

赤字の理由を見てみますと人件費が大幅に伸びているからです。 現在の売り上げと同じ金額ですね。

111名から186名は1.6倍になります。


営業職員が増えればより売れる商材に見えます。
ただ新しく入った社員が戦力がすぐに少し時間がかかるのではないかと言うことは気になるところです。

あと月額17,500円以上なので鍵にそこまでかけるのかと言う気持ちも出てきます。
ただ守衛さんを雇うよりは大幅に安いですのでまだまだ導入企業が増えそうです。

感想

いかにも成長企業の上場ですね。
現在の売り上げ規模から考えるとまだまだ余力はありそうです。

ただ同様のシステムをアメリカから同業他社が進出してこないかとか気になります。
もしライバルがあまりいないなら、世界を相手に商売をしてほしいものです。

あと今回の上場は投資ファンドの売り出しが多いのですが
現在の成長力ならもっと待って上場した方が吸収金額もはるかに増えたのではないかと考えます。
その中でこのタイミングを選んだ理由もちょっと気になるところです。

これからの成長が楽しみですね。

-ipo分析