2年前に簡単に書いたのですが画像付きで改めて書いてみます。
バイオベンチャーというのは
企業というより何かを発明する
研究者という側面が強いと思っていて
やろう!と決めた人のモチベーションとか
研究に没頭する姿勢が一番かと思います。
例えるなら
スポーツ選手と同じで実力がないと生きていけない世界かと思うので
だからこそファミリー企業とか
世襲制とは縁遠い世界だと思ってます。
しかし、そんな企業があるのですね!
デ・ウエスタンセラピテクス研究所は
緑内障の薬を研究しています。
パイプラインもいろいろあり
実際発売している目薬もあります。
実際に販売開始しています。
ただ副作用がいろいろとでていることもあり!?
業績はなかなか黒字になりません。
そんなデウエスタンなのですが、世の中にはなかなかない世襲制バイオベンチャーです。
会長は 日高 弘義さん
社長は 日高 有一さん
です。
世襲制させたい気持ちは
親としてはわかるのですが
子供に研究者の腕がなければ
意味がないような気もします。
そこで経歴をみてみますと
有一さん三菱東京UFJ銀行から転職して社長になっています。
UFJを捨ててまで転職したいバイオベンチャーというのは不思議な感じもします。
銀行員が突然緑内障の研究をやるように。
と言われて困惑して終わると思います。
三重大学との協業なので
学生が研究をしているとは思いますが
それだったら息子ではなく
ずっと支えてくれている部下の研究員が
社長をするべきではないかと思うのです。
まぁ、父の人生のレールの上を歩かざるをえない
社長も大変ともいえるかと思いますが。。。
でもバイオベンチャーと世襲制は
やはり噛み合わせが悪いのではないかと思いました。
追伸
ずっと赤字だと倒産しないのか?ということになりますが
上場により
多額の現金がありますので当面倒産の心配はありません。
自己資本比率をみたら安定そのものですね。(バイオベンチャーという言葉と安定という言葉も噛み合わせ悪い気もします(^_^;)