僕が学生の時は黒板に先生が文字を書いて、それをノートに写したり、チョークにまみれながら黒板消しを使って消したりしていました。でも、効率を考えたら黒板よりもパソコンとかITを使った方がいろんな意味で自由に表現できるとも思います。もし、黒板が電子黒板になったらチョークまみれという思い出も大正時代のかまどでご飯を炊くと同じレベルの過去の話になっていくのかなぁ。と思わせる決算です。
ウチダエスコは先日決算が出まして通常よりも売上も利益も大幅に増えてストップ高になりました。
内容を見てみますとICTサービス事業の伸びが凄まじいです。
その中でも学校で電子黒板が売れたと書いてありました。
ウチダエスコが学校というより、ITについてトータル保守サービスがメインの会社です。
今までも学校にシステムを多々導入していることが
今回、電子黒板を販売できたことにつながっていると思います。
電子黒板とは?
では、電子黒板とはどのようなものでしょうか。
超巨大の黒板を取り外して使うものなのでしょうか。
調べてみましたら
ウチダエスコの親会社である内田洋行で電子黒板を取り扱いをしていました。
多分この黒板を販売していますね。
学校に設置している黒板にプロジェクターを使って写すものとなっています。
これでしたら取り壊し工事なく簡単に使えそうですね。
ちょーくではなく付属のペンを使って書いていきます。
スクリーンキャプチャとか保存も簡単です。
拡大も簡単にできたり、ペンの大きさも自由に変えれるのは黒板と比べてはるかにメリットがありそうですね。
では、この電子黒板はいくらなのでしょうか。
標準タイプですと163800円です。
ただ1000台売れましたら、それだけだとウチダエスコの規模から考えると1.6億円とそこまでの売上にはならないような気もします。
となるとタブレットも売上もバカにできないのかもしれません。(と書きつつも、ウチダエスコは教育100%ではないのでプラスαとして大きければそれでもOKとも言えますが。。)
親会社内田洋行と学研
この上方修正はすぐおきたものではなく、去年親会社の内田洋行が学研と協業を始めたり種をしっかり撒いたからこそかもしれませんね。
2020年以降は1人1台タブレット時代が来てパソコンがナイト勉強ができないみたいな時代になるのかもしれません。
授業用の配信サービスを内田洋行がやり始めてるのも、その一歩なのかもしれませんね。
小学校だけでも日本だけで20000校あります。
まだまだビジネスチャンスはありそうですね。
良い事ばかり書いてしまいましたが今回の決算が会社のいうとおり
■たまたま大型案件が重なって集中しただけという可能性もあります。
その場合はも上がりすぎになるのかもしれません。しかし、保守的に見込んでいるだけで継続的に電子黒板など学校のICT化受注が入るのでしたら、さらなる上方修正も期待できそうです。この結果は未来のお楽しみですね。
書いていて、感じたのですが
「パソコンで授業を受けている生徒は、昔のノートとこくばんの人より頭が良くなるのか?」
という疑問が出てきます。
もちろん個人差は多々あると思いますが、全体に良くなるのでしたら本当に勧める価値はあると思うのでした。(あんまりないのでしたら、ただのバラマキ公共事業に近いものもありますね。)
追伸 学校をビジネスチャンスがどーのこーので書くあたり、僕は子供でなくただのおじさんなのかなぁ。とも思います。。^^;