成長株分析

日本電解(5759)の業績修正とアメリカの新工場計画を調べてみました

日本電解が業績修正を発表しました。
日本電解はスマホや電気自動車用の電解銅箔を製造販売しています。

パナソニック向けが売上の半分以上を占めています。

売上は予想より7%ほど上昇。しかし営業利益は19.4%の減収になります。

理由を読んでみますと銅価格向上により売上が増え。
しかし、半導体不足によりスマホが想定以下に利益が想定以下となっています。

 

あと1つ気になることがありまして「下期は見通しは不透明」と抱えております。 そのために利益面で下方修正をしたわけですね。

ただ半年前と比べて製品仕掛品が大幅に増えています。

会社の予想ですと上期と下期は同じ売り上げ予定です。となると、この在庫はどうなるのかは気になるところです。

新工場

また日本電解は一年半後からアメリカで量産開始します。

上場資金などの15億ほどを投資する予定になっています。

これによる生産能力がどのくらい上がるのかも気になるところです。

感想

スマホが売れないとは仕方ないとは思うものの、株価を見ていると期待は高かったように感じます。
どうしても日本電解の顧客はパナソニックというところから、テスラがパナソニックに電池を依頼したために
日本電解がアメリカで新工場を作るのではないか。と妄想してしまいます。
そうなった時の電解の業績がどう変わっていくのか、もしくは期待以上に伸びないのか。
短期的な動きより長期的な動向が気になるところです。
今後の成長が楽しみですね。

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