大型株分析

ブイ・テクノロジー(7717)が500億円の新規受注を獲得した時の影響を分析しました

8ヶ月前に書いたのですが
状況がさらに良くなってきているので
改めて書いてみます。

■前回のブログ。

スマホやテレビがここ数年で
液晶から有機ELに変わるという流れは間違えないかと思います。

という事は今から有機ELの製造装置を準備しなければ難しいかと思います。

夕ご飯みたいに今日なににしようと考えて
夕ご飯が作ればできるわけではないですね。
今思ってることをそのまま書いてしまいました。すみません。

Vテクノロジーは液晶製造装置をファブレス工場で製造していまして業績が急拡大しています。

さて、先日ブルームバーグの
社長インタビューをみてみましたら


三月までに500億円の受注を目指す。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-22/OIXS5E6KLVRE01

と書いてありました。

株価もそれに合わせ上昇しています。

では、うまくいった場合その影響はどれくらいなのか調べてみました。

資料によりますと

四半期の売上 160億
直近の受注残 580億

になりますので

受注残が
580億-160億+500億=920億になります。

これは1.6倍程度になると思うので成功したらかなりのインパクトになります。
もちろん受注はこれだけではないですし
売上ももっと4Qは上がる可能性も

さてVテクは中期経営計画をみてみますと
2年後には売上には900億円を想定されています。

つまり今回受注が成功したレベルの受注残がずっと続いていく予定です。

ここで思うのですが
有機EL装置の受注が一巡した後にVテクノロジーは売上を減らさない事は可能だろうか。と心配になります。

しかし、ここで新規契約をした業者とはメンテナンスや装置を買い替える時に
Vテクノロジーにお願いする可能性が高いはずなのでそこまで落ちないのではないか。
また、有機ELも一回買ったらお終いではなく「改良型有機EL装置」も未来には続々出てくるのではないか。と思います。
そう期待を持ちながらもどこかでこの受注が終わってしまわないのだろうか。心配に思いますが
まだ考えなくてもいいのかもしれませんね。

有機EL製造装置というのは韓国でも中国でもアメリカでもドル箱なのは考えなくてもわかりますので
たくさんのライバル企業が製造を試みていると思います。
その中で選ばれるというのはVテクの設計が素晴らしいからですので
そういった企業が日本にあるというのは本当に素晴らしいことですね^^
これからの水位も楽しみにしています。

追伸
トップページに「有機ELができるまでのページも製作してほしいなぁ。。」

    

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