新興・中小型株分析

栃木銀行(8550)のPBR0.12を調べてみました

栃木県の地銀、栃木銀行について調べてみました。

栃木銀行は株価が下がり続けて、PBR0.12になりました。

35年間で一番安いというのはなかなかないレベルです。

純資産が1691億円で時価総額201億円というのは

経営危機があるのではないかレベルに見えます(当然ながらそのような危機はありません。)

■金利が低いし、地方に未来が見えないので株価は下がって当然

■でも限度がある。安い!

色々な意見があると思いますが、

今の数字の一部を調べてみました。

栃木銀行には2兆7045億円の預金残高があり

1.9兆円が貸し出されています。前年よりも増えていますね。

不良債権も少なめです。

では、どのような分野の貸出が多いか調べてみますと

全体に減少しているのを、不動産・建物・電気ガスでカバーしているのがわかりますね。

そうなると、建築ラッシュが一段落すると、貸出先にさらに困ってしまうような気もします。

とはいえ、危険水準ではもちろんありません。

 

また、利益が少ない水準なのは「金利が低い」が一番の要因なのは間違えありませんので、もし日銀が国債買取終了とかあって金利が上昇したら真っ先に栃木銀行(でなくても銀行株)を思い出すのがいいのかもれません。

今後も注目ですね!

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