ゲーム株分析

ヒプノシスマイクとA3を比較してみました。[オルトプラス(3672)]


スマホゲーム会社のオルトプラスはヒプノシスマイクのゲームを来年発売するということで株価が大きく動いています。

ヒプマイについて説明すると
https://hypnosismic.com/

wikiより

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』は、キングレコード内レーベル・EVIL LINE RECORDSが手掛ける男性声優18人による音楽原作キャラクターラッププロジェクト。通称「ヒプマイ」。 2019年9月7日、8日に『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 4th LIVE@オオサカ《Welcome to our Hood》』が大阪城ホールにて2日開催された。このコンサートにて新たに関西の2ディビジョンが追加される事が発表され、メインキャラクターが12人から現在の18人となる。

とのことで
アニメ化も決定しました。
なぜ、まだアニメもゲームもなく、キャラがラップだけでこれだけ人気がでるのか?と思うのですが約10万リツイートを見る限り人気があるのは間違いないですね。

 

オルトプラスの時価総額は12/5現在160億円ほどで、万年赤字企業のオルトプラスの時価総額はヒプマイ人気のみによって支えられています。

 

■女性ファンに人気のスマホゲームとなれば、比較対象はA3(アエリア)になりますでしょうか。

2017年のA3!相場がつい最近のことと思います。

ぼくは2年前上方修正天井を指を加えてみていて2倍の利益が1.2倍で確定という過去があります。ほんとに下手で今も続きます。。って。そんな話聞いてないですね(>_<)

ということで、ヒプマイとA3と無理やり比べてみました。(既に調べた方にとっては初歩的なことだと思います。ごめんなさい。)

 

アエリアの最新の決算をみますと

ゲームの利益はほぼA3ですので9ヶ月で15億ほど稼いでいます。年間20億ですね。となると純利益13億ペースでしょうか。

となると現在のアエリアA3レベルと考えるとオルトプラスはPER12になります。

 

しかし、この計算には二つあります。それは

 

プラス
■ヒプマイは絶頂期のA3より人気がある!

これは間違いないと思います。
といいますのも今週CDがアルバムチャート1位になりました。

余談ですがDiggy moさんが制作したと言うことでSOUL'd OUTがTwitterトレンドにでる世の中なのもアララァ ア アァです。(さらに余談ですが前にも後にも絶対フォロワーがでそうにないSOUL'd OUTの音楽性はもっと評価されていいとおもいます。)

https://www.oricon.co.jp/rank/ja/w/2019-12-09/

週間9.9万枚です。

A3の初動はMAXで3.6万枚ですので今のヒプマイの凄さがわかりますね。

http://anisonsinger.blogspot.com/2017/02/a3.html

 

 

マイナス

■A3はキャラグッズなど全部アエリアの売上になりますが、オルトプラスはゲーム制作のみなので、版権収入ゲーム売上の一部しかはいらない。

です。オルトプラスが、ヒプマイの権利をGETというのは条件がオルトプラスにとって悪い可能性があります。

なので、現在のアエリアレベル(営利20億)ですとアエリア以上の売上が間違いなく必要になります。

 

と、なるとどのレベルが適正株価なのか?となりますと、当然わからないわけでプラスマイナスで考えてみますと

 

ただアエリアは2017年のMaxは時価総額800億円ほどありました。

現在のオルトプラスの800/160=5倍です。

このようなポテンシャルをもったゲームの株価としてまだまだいくのではないか?

 

とも思います。

ただ、それにも1つ根本的な疑問がありそれは

オルトプラスが課金したくなり継続したくなるようなヒプマイのゲームを作れるのか?

ということです。

A3はゲーム前に上がる→配信後ゲームが人気になる(脚本がしっかりしているので感情移入しやすい)→さらに株価も上がる

流れでしたので、ヒプマイのゲームでてつまらなかったらそこまで伸びない可能性もあります。

 

あと、この大相場になって、上方修正が出た時に「えっ、オルトプラスの売上凄い!」とびっくりしてくれて買ってくれる投資家がどのくらいいるのか気になるところです。

 

色々書きましたが今後の展開がとても楽しみですね!!!!!!!

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