ベンチャー企業が大企業より成功が難しい理由の1つに
資金が少ないので広告がうてない。
というところがあると思います。
いい商品・いいサービスを作っても広告を流さなければ人の心に届きません。
しかし、ふとした疑問が浮かびます。
「コカ・コーラってCMをやる意味があるのだろうか。」
という事です。
コカ・コーラを知らない日本人はいません。
しかしCMは常に流れます。
みんな知ってるんだったら流さなくても良いのでは。
そちらの方が利益が上がるわけだし。
そんなことを思っていました。
しかし、そんな浅はかすぎるぼくの考えを吹き飛ばすデータのお話です。
ファンケルは化粧品や・健康食品で薬局にいけば必ずコーナーがある大手です。
クレッシングオイルや
サプリなど
見たことがありますね。
そんな中ファンケル業績が右肩下がりに一時になってきまして
3年前に創業者がCEOに復帰します。
そんな中右肩下がりなのに五年で売上2倍という経営目標を設定します。
そんな無茶苦茶なと思ったのですが今期の決算をみましたら売上は17%も伸びています。
何を行ったんだろうと思ったのですが一番はCMの量を増やしたにつきます。
中期経営計画によりますと広告70億かけていたものを150億程度に増やしたということですね。
確かに一時的に利益は落ちましても化粧品はリーピーターがつきやすい商品ですので長い目で見た時にかなり有効的な策略ですね。
販売方法が定期購入の多い通販というのもより効果を生むのだと思います。
しかし、書いていて思ったのですが
「ファンケル」という名前は誰もが知っている大企業です。
今回広告を増やしたといっても集中的に流すCMの回数を増やしたのがメインです。
化粧品ですと3回集中的にしたものを5回にしたということですね。
ということは、3回では心に響かなくても知っている商品であったとしても
4回目、5回目で心に届いて購入する方が結構いるということになりますね。
150億の広告効果で更に売上が今後伸びるかはわかりませんが今年は間違えなく売上右肩下がりを脱出させています。
そう思ったら広告の影響力は知っている商品でも何度も何度もみたら影響力はあるといことになります。
もしかしたら自分の人生も広告によって操られているのかもしれませんね^^;